DJ Komoriのインスタグラム(djkomori) - 6月3日 11時15分


5/25に米国のミネアポリスで、黒人のジョージ・フロイド氏が白人警官に殺された事件がきっかけとなり
「Black Lives Matter - ブラック・ライブス・マター」という黒人に対する暴力や「構造的」な人種差別の撤廃を訴える運動が、日本でもSNSを中心に報じられることが多くなっています。

この問題は非常に根が深く、アメリカ建国の歴史や政治・経済の仕組みそのものにも深く関わる問題です。
これは日本人が「自分も海外で差別を受けた経験があるから、その気持ち分かるなあ」というレベルの問題では無いんですね。。
といっても僕自身の口で、何かを雄弁に語れるほどの立場では全くないのですが、しかし強く言えることは
「無知」や「無関心」でいることは良くない、ということです。

参考までにアメリカにはどういう歴史があり、どういった問題を抱えている国なのか、考えるきっかけに役立つ映画をいくつか紹介しておきます。
「映画かよ」と思うなかれ、そもそもこれらの映画は社会に問題提起されるために作られているのだから。
また、同じ国の隣人である白人から差別を受けていることを考えると、現状を知るだけではなく、正しい歴史や文化の知識に関心を持つことが重要なのではと自分は考えてます。
(アメリカの歴史や人種に関する本も読んでいますが、かなり難解な本ばかりなので…)

みなさんが関心をもち、何かを考え、行動を起こすきっかけになれば。
✳︎画像1枚目からの映画紹介に続きます >>

『グローリー / 明日への行進』
誰もが名前を聞いたことはあるであろう、マーチン・ルーサー・キング・Jr.牧師を初めて題材にした映画。今見るべき映画だけど、時代背景などがあまり説明されないので、公民権運動など軽くWikiを読んでおいていいかも。アマゾンプライムに有ります。

『私はあなたのニグロではない』
黒人に対する差別の歴史が最もよく伝わる映画。決してハッピーな映画ではないが、アメリカという国がどういう歴史をたどっていたのか、これを観て知って欲しいと思います。アマゾンのレンタル配信で観れます。

『マルコムX』
キング牧師と並び、黒人を代表する活動家として知られるマルコムXの映画。キング牧師とはちがい、暴力を使ってでもという考えを持った彼。監督はスパイク・リー。ネトフリに別のドキュメンタリーがあるけど、映画の方をオススメしたい。が、配信系が見当たらずレンタルDVDしかないな‥

『ボクらを見る目 - When They See US』
89年に起きた、黒人というだけで犯罪者に扱われてしまう少年たちを描いた作品。
少年ですらこんな扱いを受けているのか、という事実に驚きます。そしてトランプ氏が登場してくるあたりも・・。ネトフリのシリーズ作品。

『13th 憲法修正第13条』
こちらもネトフリのオリジナル。なぜこれほど投獄される黒人が多いのか、その闇に迫るドキュメンタリー作品。「面白い映画」とは言えないが、アメリカの現状を知ることができる興味深い内容。

・・あとは同じくスパイク・リー監督の『ドゥ・ザ・ライト・シング』、バスケチームを題材にした
『グローリー・ロード』、ニーナ・シモンズやレイ・チャールズ、ジェームズ・ブラウンなど伝説的黒人シンガーを題材にした映画などは全て、人種差別の背景が色濃く描かれています。

HipHopやR&Bを聴いて彼らの文化を外から見ているけど、歴史について何も知らなかったという若い子も少なくないと思います(無論それ自体が悪いことではないです)。
映画や音楽がきっかけでいいと思うので、ぜひ関心を持って、この機会に一度考えてみてはいかがでしょうか。
(やたらとBlack Lives Matterのハッシュタグを付けると英語圏の有用な情報が埋もれてしまうとの声があったので、# を付けていません)


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2020/6/3

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