中井智彦のインスタグラム(nakaitomohiko) - 5月21日 12時56分
中井智彦が本気で歌う。
いま、あなたに届けたい歌。
献呈(シューマン)
フルバージョンは中井智彦Youtubeにてご覧いただけます。
インスタプロフィールの公式サイトからもリンクしています!
ピアノ:長濱司
動画編集:Tsukasa Nagahama ///////////////////////////////// 「私の恋しきクララ・シューマン内山金子様/作曲家ロバート・シユウマン古関勇治より」
朝ドラ、「エール」の主人公のモデルになった作曲家 古関裕而(本名勇治)さんが妻の金子さんにあてた手紙の最後に書いた宛名書きです。
あああぁ、なんてロマンチック!
僕は大学時代にドイツリートを勉強していて
その中で特にロベルト・シューマンの「詩人の恋」と言う連作歌曲に惹かれ、よく歌っていました。
その中の歌曲集「ミルテ」は、結婚式の前夜、ロベルト・シューマンからクララに捧げられた全26曲の歌曲集です。
その中の第1曲目が、この「献呈」。 歌に出てくる「Du」は「あなた」という意味なんですが、この曲の中でなんと、18回出てきます。
詩はリュッケル。
流れるような旋律。
絡み合うピアノ。
愛に溢れた詩。 ・・・わあああぁぁぁ、やっぱり、ロマンチック!!! 朝ドラ「エール」を見ていてムズムズするのが
(これは音大生は特に"あるある"なのかもしれませんが・・・)
もどかしさ、歯痒さ、音楽の表現の難しさ、こだわり。
色んな葛藤がリアルに突き刺さってきます。
そして古関さんが奥様に送った手紙もそうでしたが、
作曲家と自分の生き様を重ね合わせちゃう・・・・
身に覚えがありすぎます。
ロベルト・シューマンはもちろん、傷ついた時はシューベルト。
自分と戦いたい時はベートーベン・・・・あぁ、思い当たりすぎる(笑)
中でもこの「献呈」はシューマンの愛に溢れた一曲で、僕自身一番好きなドイツリートかもしれません。
僕の青春を重ね合わせながら「エール」、毎朝楽しみに拝見させていただいています。
歌日記でした。
中井智彦オフィシャルブログ「歌日記」より
https://www.nakaitomohiko.jp/contents...
///////////////////////////////// #連作歌曲 #君に捧げる歌 #エール #ミルテの花 #リュッケルト
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2020/5/21