長塚圭史のインスタグラム(k_shinagatuka) - 4月30日 12時29分

女優の原田夏希さんからブックカバーチャレンジのバトンを渡されまして、2日目です。

小学生のときに大好きだったアドベンチャー・ブックです。スティーブン・ジャクソン&イアン・リビングストン『火吹山の魔法使い』。サイコロ２つ片手に夢中で読びました。というか遊びました。なんのことかわからない方もいるかもしれまん。開くとわかります。大人になって、ああいう本ってまだあるのかしらと、Amazonで検索すると意外にもすぐに出てきたので購入したのですが、まだ開いてはいません。思い出が壊れるような気もしてしまい、ペラペラっと軽く捲るくらいで閉じてしまいます。昔は装丁が違ったような、もう少し古風だった気がします。よく見るとファイティング・ファンタジー・シリーズとあります。アドベンチャー・ブックじゃなかったのか。ファイトしているつもりはなかったです。当時テレビゲームに『ウィザードリィ』というのがあって、今もあるのかもしれませんが、挿絵の印象は近かったような。違うかもしれません。『ウィザードリィ』というゲームは仲間を集めて地下迷宮を探検するゲームですが、とても暗くて難しくて、とにかく強い敵に出会うと容赦なくチームを全滅させられてしまうんです。ぼろくそにされる。ほぼ補償もなく、根こそぎやられる。ガックリくるんですけど、しばらくしてまた立ち向かう。もうひとつもっと古いゲームに『ボコスカ・ウォーズ』というシュールなゲームがありまして、これも仲間を増やしながら相手の王国を攻め込んで行く物凄いシンプルなものなんですが、全ての戦いが運任せゆえ、相手国を倒すギリギリ手前でいきなり全滅ということがとにかく頻繁に起こります。で、このゲームは本当に最初から、全くのゼロから再スタートするしかない。なぜかこのゲームも『ウィザードリィ』と同様好きでした。完膚なきまでに全滅させられるゲームが好きっていうのはどういうことなんでしょう。ということを思い出していましたら、朝から少し元気が出てきました。天気が良いからなのかもしれません。

バトンはどうしようかな。明日にしようかな。

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