大下ヒロトさんのインスタグラム写真 - (大下ヒロトInstagram)「青春日記【弟との生活】弟と住み始めて、もうすぐで一年が経つ。去年の4月、弟が引っ越してきた日に家を出ていくはずの彰馬君はまだ家を決めていなくて、最初の1ヶ月は3人で暮らした。弟は、本来なら人見知りのはずだが、僕らが家に人をたくさん呼んでいたので、人見知りはいつの間にか治っていた。自分の色んな友達が、弟と仲良く話してるのを見ると、嬉しい気持ちになる。家事は分担している。料理は僕がして、洗い物は弟がする。トイレや風呂の排水口や虫が出た時などの汚い掃除は自分。汚い場所が苦手らしいので、それ以外は弟が掃除する。弟の上京1ヶ月後、バイトをしたいと相談された。弟はバイトをすること自体初めてだったので、一緒にどんな所がいいかと、近くの街の繁華街をは歩きながら、店を見て回った。結局その日はいい店がなくて、ネットで調べてみようとなった。それから2ヶ月後、結局バイトをしていない弟に対して、僕は毎日「さすがにバイトしたほうがいいんじゃない？」と聞いていた。それに対して弟はいつも「うん。分かってる。」とだけしか返さない。徐々に、僕らは口数が減っていった。ある日、弟の洗濯物を部屋に片付けに行った時、事件は起きた。弟の部屋に、つ◯八のエプロンと帽子があるのだ。僕は訳が分からなくなり、とりあえず母親に電話をかけた。すると母親は「なんか兄貴には隠しておきたいと言ってたよ」と答えた。どうやら弟は、友達とバイトを一緒にしているらしい。言えなかったのは、僕が友達とバイトはしないほうがいいんじゃないか？一回と言ったのを気にしていたらしい。なんなんだこいつは。そんな事で僕が怒るとでも思ったのか。なんならもっと早く言ってくれた方が、僕が家で過ごしてる時の「こいつ何もしてないな」という余計な気持ちは生まれなかったんだぞ。僕は嬉しくなり、弟のバイト姿を見たくなってしまった。その夜、僕は母から弟がつ◯八に出勤しているという情報を手に入れて、つ◯八で一人でビールを飲んでいた。弟はどんな顔をして驚くだろう。恐怖と、困惑にまみれた顔をするに違いない。その顔を見たくて、わざわざ遠出をしてきたのだ。バイトの人に「大下って今日出勤していますか？」と聞くと、「今、賄いを食べてます。」と言っていた。 10分後、賄いを食べ終えた弟が出てきた。家で発見したエプロンと帽子が全く似合っていない弟が出てきた。あの時の弟の顔、忘れらんねえよ。ちなみに、偶然にもここのつ◯八店、上京してすぐ、山際と隣を通って、「えっこれって忘れらんねえよのCからはじまるABCの歌詞で出てくる店だよね！」って2人で興奮して、歌って歩いた思い出の店なんだよな。こんな風に、弟はやたらと僕に隠し事をするのだ。最近知ったのは、夏前に富士急ハイランドに行っていた事。夏にとしまえんのプールに行っていた事。どちらも兄に言っていない理由は、自分はバイトをしているのに、兄にバイトをしているのを伝えてないため、バイトをしていないのに遊びに行っているのが兄に怒られそうだったから。もう意味がわからんわ。 10月、弟の初仕事が決まった。メンズノンノのヘアカタログだ。2人で祝おうと話して、焼肉に連れて行ってあげた。僕は嬉しさのあまり、弟にたくさん肉を食べさせた。すると突然、「ちょっとやばいかも」と言い出した。弟の顔を見ると真っ青だった。どうやら、もうお腹は一杯だったらしく、弟はトイレに駆け込んで、すっきりした様子で返ってきた。ぶん殴ってやろうかと思った。焼肉なんて滅多に食べれないのに、彼は全てを水に流したのだ。結構、見栄を張って焼肉にしたんだぞ。一生、焼肉に連れて行かないと決めた。最近は、自分の部屋をプロジェクターにしたので弟にテレビをあげた。映画を大画面で観れると喜んでいた。自粛期間中は、2人でおすすめの映画を教え合ったり、その感想をダラダラ話したり、ご飯の後は、録画したお笑い番組を見て、大爆笑しています。ちなみに水曜日のダウンタウンは1番好きな番組で、番組が始まった時からから一回も見逃した事ないよ。 #大下ヒロト青春日記」4月24日 22時31分