大下ヒロトさんのインスタグラム写真 - (大下ヒロトInstagram)「青春日記【野ブタ。をプロデュース】かれこれ2週間以上、家にいる。こんなにも家から出ていないと頭がおかしくなりそうだ。自粛中の生活は、お昼に起きて、ご飯を作る。弟を起こして、ご飯を食べる。大富豪をして、負けた方が洗い物をする。夜は映画を見て、気付いたら朝になっている。この繰り返しだ。自粛期間中に何か趣味を見つけようと、魚を捌いたりもしている。よく魚を捌いている人の動画を見るので、自分も勝手にできると思い込んでいたが、これがなかなか難しい。まず、いただきます。魚の頭を落として内臓を出す。そして血合いを取る。ここまでは割と簡単だ。次は三枚おろしにする。ここでいつも身がボロボロになってしまうのだ。刺身にしようと思っていたのに、身がボロボロになり、テンションが下がってしまい、天ぷらに変更。白身魚に天ぷら粉をつける。フライパンを傾けて、出来るだけ少量の油で魚を揚げる。せいぜい同時に揚げられるのは2個くらいだ。ちびちびと揚げ物を作っていると、今度は、天ぷらをお腹が気持ち悪くなるくらい食べたいと思った。よし。Amazonで天ぷら用の鍋を買おう。色んな鍋のレビューを見比べて一番安くて良さそうなものを購入。1日後、すぐに届いた。マスクをつけてスーパーに行って野菜を買う。順調に野菜たちを揚げていき、無事終わったかと思ったところで、油の中に味噌汁をこぼし、油が飛び散る。もう2週間は揚げ物はしないと決意した。午後4時、山内君から、オンライン飲み会をしようと電話がかかってくる。昼間っからワインを一本開けたらしく、ほぼ強制的にオンライン飲み会をさせられた。なんで4時からお酒を飲まなくちゃいけないんだ。気付いたら2人ともベロベロ。山内君は僕に2曲、歌を歌ってくれた。独占ライブだ。友達って本当に、最高だね。彼の歌は、いつだって僕の心を晴らしてくれる。その後、山内くんはオンライン上でも潰れていて、1分くらい下を向いてしかめっ面をしていた。ここは下北沢の晩杯屋ではないのだぞ。自粛中に、何度かオンライン飲み会をしているのだが、やっぱり余計に友達に会いたくなるだけだった。自粛中のビックニュース。今夜10時から野ブタをプロデュースの第1話と2話の再放送が決定。青春日記のお題を募集した時に、影響を受けた映画やドラマを教えてください。とコメントが来たが、まさにこのドラマだ。脚本の木皿泉さんと日テレのプロデューサーの河野さんが作るドラマは僕にとって史上最強だ。小学生の時、リアルタイムでこのドラマを見ていて、学生の青春ドラマだと思っていたのだが、大人になってこのドラマを見ると、全く別の見方ができる。相当難しい問題を扱っているのに、それをただただ包み込むような愛の溢れる台詞が僕は大好きだ。ドラマ電影少女の撮影の時に、野ブタをプロデュースのクラスの担任、横山役で出演されている岡田義徳さんにお会いした。最初は、緊張して全く話す事が出来なかったのだけれど、徐々に好きな音楽の話や映画の話で盛り上がり、お話しをさせて頂く様になった。野ブタをプロデュースのあるシーンで、先生がズボンを上にあげる癖を生徒が数えるシーンがある。僕は今ならいけると思い、岡田さんに向けてズボンを上げる仕草をした。そしたら岡田さんが笑いながら「なんかそれ、懐かしいなぁ。」と言いながらズボンを上にあげてくれたのだ。その時、自分の好きなドラマを作っていた方とお話ができるなんてなんて幸せなことなんだろうと思った。何度も見ているこのドラマの台詞の一つ一つが僕の頭に染み付いている。音楽の先生が生徒を歌わせてる時に次の歌詞を口ずさむ様に、今夜もまた、野ブタのプロデュースの台詞を1人、口ずさもう。野ブタパワー注入。 #大下ヒロト青春日記」4月11日 21時38分