中原淳一のインスタグラム(jun_nak_official) - 3月16日 17時14分

[中原淳一のことば]
もしこの世の中に、風にゆれる『花』がなかったら、人の心はもっともっと、荒んでいたかもしれない。

もしこの世の中に『色』がなかったら、人々の人生観まで変わっていたかもしれない。

もしこの世の中に『信じる』ことがなかったら、一日として安心してはいられない。

もしこの世の中に『思いやり』がなかったら、淋しくて、とても生きてはいられない。

もしこの世の中に『小鳥』が歌わなかったら、人は微笑むことを知らなかったかもしれない。

もしこの世の中に『音楽』がなかったら、このけわしい現実から逃れられる時間がなかっただろう。

もしこの世の中に『詩』がなかったら、人は美しい言葉も知らないままで死んでゆくだろう。

もしこの世の中に『愛する心』がなかったら、人間はだれもが孤独です。⠀
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今では有名となったこの詩は、淳一最後の雑誌『女の部屋』の裏表紙に毎号掲載された詩です。
長い療養生活を経て雑誌創りに復帰した中原淳一の人生観が投影された名詞として語り継がれています。

illustration & Text by #中原淳一#JunichiNakahara
#中原淳一のことば #もしこの世の中に

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