荒金さとみのインスタグラム(arakane_satomi) - 2月29日 09時03分

人間とは精神である。精神とは何であるか？精神とは自己である。自己とは何であるか？自己とは自己自身に関係するところの関係である、乃ち関係ということには関係が自己自身に関係するものなることが含まれている、それで自己とは単なる関係ではなしに関係が自己自身に関係するというそのことである。
キルケゴール 『死に至る病』の冒頭は一見難解にみえるが、神の前での単独者である人間を前提としたうえで、物と分別して関係に自己がある存在＝人間であると規定する前提のように説かれていると思う。「自己」とは、自分自身を問題として関わる自己であり、ただ素朴に物が有るような存在とは異なる。
とはいえ、キルケゴール 『死に至る病』の読みどころはそこではない。第二章の「この病、絶望の普遍性」から大衆批判をするところが現代社会にも当てはまっていて面白い。 (上)の話とはまったく関係ないが、この写真に写っているのは『男娼』という本だ😆娼年男娼に興味のある方にぜひともお薦めしたい一冊📚

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• 荒金さとみ