竹虎さんのインスタグラム写真 - (竹虎Instagram)「今年は新年早々にパリでの展示会を予定しているので、どうしても伝統の籠として復刻したかった一つに祝儀籠があります。 . 肴籠とも呼ばれていて縁談が成立すると、この籠に鯛やイトヨリといった赤い魚を入れて祝儀の贈り物として使っていたのです。檜や南天の葉、あるいは笹を下に敷くのが普通でしたので色合いも美しいものだったと思います。 . この竹籠を使うのが高知だけの風習なのか、どこか他県でも行われていたのかはハッキリしていません。しかし自分の学生の頃には竹虎には普通に並べられていて流通していた竹を使った生活道具なのです。 . 祝儀籠に使う真竹の竹林に行くと青く生命力に満ちた竹の姿に圧倒されます。彩に溢れた今の時代の自分でさえそうなのに、昔の人々が例えば一面雪景色となった中でも青々と立っている竹に神秘的な力を感じずにはいられなかったと思います。だから神事にはもちろん婚儀など祝いの場にも竹は歓迎され、いつしか「松竹梅」と言われるようになったのではないかと想像しています。 . 今まで見てきた祝儀籠は決して大きなものではありません、鯛にしろそこまで大きな魚が入れられる籠ではありませんので普通の庶民が使ってきた暮らしの籠という部分にも魅力を感じます。 . 「生臭坊主」と聞きますとあまり良い意味ではありませんが、婚儀が了解されると「ナマグサ=生の魚」になったと言っていたそうです。地域に残っている言葉ひとつからも生きた幸せな竹籠の歴史を垣間見る思いです。 . 初日の出も素晴らしい、仕事はじめの今朝の朝焼けはもっと素晴らしい(笑)。今年も「豊かな竹のある暮らし」に頑張っていきますので何卒よろしくお願いいたします! . #竹虎 #虎斑竹専門店竹虎 #山岸竹材店 #竹虎四代目 #TAKETORA #竹屋 #竹製品 #竹細工 #竹工芸 #竹 #bamboo #虎竹 #真竹 #青竹 #職人 #国産 #日本製 #竹林 #環境 #祝儀籠 #肴籠 #松竹梅 #婚礼 #祝言 #鯛 #イトヨリ #豊かな竹のある暮らし」1月6日 7時26分 - taketora1894

竹虎のインスタグラム(taketora1894) - 1月6日 07時26分


今年は新年早々にパリでの展示会を予定しているので、どうしても伝統の籠として復刻したかった一つに祝儀籠があります。
.
肴籠とも呼ばれていて縁談が成立すると、この籠に鯛やイトヨリといった赤い魚を入れて祝儀の贈り物として使っていたのです。檜や南天の葉、あるいは笹を下に敷くのが普通でしたので色合いも美しいものだったと思います。
.
この竹籠を使うのが高知だけの風習なのか、どこか他県でも行われていたのかはハッキリしていません。しかし自分の学生の頃には竹虎には普通に並べられていて流通していた竹を使った生活道具なのです。
.
祝儀籠に使う真竹の竹林に行くと青く生命力に満ちた竹の姿に圧倒されます。彩に溢れた今の時代の自分でさえそうなのに、昔の人々が例えば一面雪景色となった中でも青々と立っている竹に神秘的な力を感じずにはいられなかったと思います。だから神事にはもちろん婚儀など祝いの場にも竹は歓迎され、いつしか「松竹梅」と言われるようになったのではないかと想像しています。
.
今まで見てきた祝儀籠は決して大きなものではありません、鯛にしろそこまで大きな魚が入れられる籠ではありませんので普通の庶民が使ってきた暮らしの籠という部分にも魅力を感じます。
.
「生臭坊主」と聞きますとあまり良い意味ではありませんが、婚儀が了解されると「ナマグサ=生の魚」になったと言っていたそうです。地域に残っている言葉ひとつからも生きた幸せな竹籠の歴史を垣間見る思いです。
.
初日の出も素晴らしい、仕事はじめの今朝の朝焼けはもっと素晴らしい(笑)。今年も「豊かな竹のある暮らし」に頑張っていきますので何卒よろしくお願いいたします!
.
#竹虎 #虎斑竹専門店竹虎 #山岸竹材店 #竹虎四代目 #TAKETORA #竹屋 #竹製品 #竹細工 #竹工芸 #竹 #bamboo #虎竹 #真竹 #青竹 #職人 #国産 #日本製 #竹林 #環境 #祝儀籠 #肴籠 #松竹梅 #婚礼 #祝言 #鯛 #イトヨリ #豊かな竹のある暮らし


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

531

8

2020/1/6

竹虎を見た方におすすめの有名人