下野由貴さんのインスタグラム写真 - (下野由貴Instagram)「『組曲虐殺』 観劇しました。 井上ひさしさんの戯曲『組曲虐殺』は、プロレタリア文学の代表的な作家、小林多喜二の死までの数年間を描いた作品です。  役者の皆さんの演技が本当に素晴らしかったんですけど、小曽根さんのピアノも本当に素敵で、ピアノだけであんなに色彩豊かな響きが出るのかってびっくりしました。 〈独房からのラヴソング〉と〈胸の映写機〉がとても印象的でした。  演出をされてる栗山民也さんの「3時間もの拷問に、人間は平然と耐えられるものだろうか。多喜二は自分が幸せだった日々の光景を必死に思い出しながら耐えたのではないか。つまり、上演時間の3時間がそのまま虐殺に至る3時間なのではないか。」(パンフレットから) という言葉が頭に残ったままこの作品を観劇したのですが、上演中ずっと心が痛いような感覚でした。 でも、ずっと重たいシーンが続く訳ではなく、むしろ登場人物は明るい人ばかりだし、その掛け合いは笑えるシーンもあって、登場人物たちによる素朴な優しさがあるあたたかいシーンが多く、緊張感が続いた後にふっと力が抜ける瞬間もあったりするんですけど、 だからこそ、時代とか社会の残酷さが痛くて、あんまり上手く言葉にできないんですけど、心にくるものがありました。 多喜二はこんな景色を思い浮かべながら拷問に耐えていたのかなって考えながら観たから余計に。  自由に表現できることが当たり前であって欲しいと、当たり前であり続けて欲しいと思いました。 この作品で見た景色を忘れないようにしたいです。 #組曲虐殺 #博多座 #観劇 #観劇記録 #しものの観劇日記」11月7日 21時46分 - shimono_0402

下野由貴のインスタグラム(shimono_0402) - 11月7日 21時46分


『組曲虐殺』
観劇しました。
井上ひさしさんの戯曲『組曲虐殺』は、プロレタリア文学の代表的な作家、小林多喜二の死までの数年間を描いた作品です。

役者の皆さんの演技が本当に素晴らしかったんですけど、小曽根さんのピアノも本当に素敵で、ピアノだけであんなに色彩豊かな響きが出るのかってびっくりしました。
〈独房からのラヴソング〉と〈胸の映写機〉がとても印象的でした。

演出をされてる栗山民也さんの「3時間もの拷問に、人間は平然と耐えられるものだろうか。多喜二は自分が幸せだった日々の光景を必死に思い出しながら耐えたのではないか。つまり、上演時間の3時間がそのまま虐殺に至る3時間なのではないか。」(パンフレットから)
という言葉が頭に残ったままこの作品を観劇したのですが、上演中ずっと心が痛いような感覚でした。
でも、ずっと重たいシーンが続く訳ではなく、むしろ登場人物は明るい人ばかりだし、その掛け合いは笑えるシーンもあって、登場人物たちによる素朴な優しさがあるあたたかいシーンが多く、緊張感が続いた後にふっと力が抜ける瞬間もあったりするんですけど、
だからこそ、時代とか社会の残酷さが痛くて、あんまり上手く言葉にできないんですけど、心にくるものがありました。
多喜二はこんな景色を思い浮かべながら拷問に耐えていたのかなって考えながら観たから余計に。

自由に表現できることが当たり前であって欲しいと、当たり前であり続けて欲しいと思いました。
この作品で見た景色を忘れないようにしたいです。
#組曲虐殺 #博多座 #観劇 #観劇記録 #しものの観劇日記


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2019/11/7

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