森圭介のインスタグラム(mori_kei_suke) - 10月29日 18時50分
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20歳の時の若気の至りも
40歳になると可愛く思えるかなと思ったら
全然思えなくてホント消えたい。
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さてと。
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ストーリーズのスナック森介で
たくさん寄せられる声についてゆっくりお話しする営業延長。
今日は「どうしてアナウンサーになったの?」という質問にお答えしようかと。ジジイの昔話だと思って気長に聞いてくれたら嬉しいな。
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私は高校、大学と演劇をやっていました。
中学の時はバレーボール部だったので、
高校入学してからバレー部に体験入部に行ったら
身長の高い人しかいなくて。
まだ当時は守備専門のリベロがなかった時代だから、
これは無理だ、諦めようと。
じゃあ何部に入ろうかと思った時に、
どうせなら今までやったことのないこと、
むしろ少しバカにしていたことを始めてみようと思ったの。
だってそうすれば自分の全く知らない世界に飛び込めるわけだし、その方が自分の世界が広がると思ったから。
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それまで演劇といえば
小学校の学芸会でしか見たことがなかった。
七夕に「おりひめ〜!ひこぼし〜」って
やってるのをどこか冷めた目で見てた。
何が楽しいんだろうって。
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高校で演劇部に入って初めて触れた演劇の世界。
初めて舞台に立った瞬間は今でも覚えている。
経験した事がない緊張。
袖から舞台に出た時の照明のあたたかさ。
明かりの落ちた客席からもらえる拍手。
一瞬でその虜になっちゃったんだよね。
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大学では学内ではなくて、
気の合う友達と劇団を作ってお芝居をしてました。
100人も入ればいっぱいの劇場で、
今思えばしょうもなく、それでいて
若さを全て注ぎ込んだようなお芝居に明け暮れてた。
キラキラしたキャンパスライフなどは皆無。
バイトもほとんどせずに、
髪を切りに行くお金もなかったので、
文字通りボサボサでボロボロの毎日だった。
食事は1日1食。
壁のヒビから隙間風が吹いてくる学生寮。
大学でできた友人は片手で足りた。
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でも、自分の言葉や表現で
見てくれる誰かに何かを伝えられる事が好きだって事が
はっきりしてたから、何にも辛くなかったんだと思う。
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あっという間に3年生になり、
私の耳にも就職活動なるものが聞こえてくるようになっていた。
お芝居を続けたい気持ちが
全くなかったかと言われると嘘になる。
でも自分の実力と気持ちでやっていけるほど
甘くないことはもちろんわかってた。
そんな時、大学の就職情報が貼り出される
掲示板にあった1枚の紙が目にとまったの。
そこにあったのがアナウンサー募集の文字。
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アナウンサー?テレビの?
女子は聞くけど男子も募集してるのかぁ。
ん?アナウンサー?
人前に出て、自分の言葉で仕事できるのか。
めちゃくちゃ楽しそうじゃん!
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大学3年生までなりたい職業なんてなかった。
でも好きな事が一つだけあったから、
あとはシンプルだったって話。
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仕事を始めてから
うまくいかないこともたくさんあった。
だけど、自分の好きな事ってなんだっけ
というところに立ち戻ると結構がんばれてる。
来年でアナウンサーになって20年目。
まだまだ面白いことできるって思ってるから、
もしよかったらもう少し付き合ってくれると
ホントにうれしいなー
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いろんな事がうまくいかなかった時に
どんなこと考えてたかというのは
ちょっと長くなりそうだから、また今度。
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就職活動や、
これからの人生の道を決めようとしているみんな!
がんばってね。いつだって応援してるよ。
いつもありがとう!
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2019/10/29