川村真木子さんのインスタグラム動画 - (川村真木子Instagram)「【働く母が泣きたくなる瞬間】子育ての思い出の中で、思い出すたびに泣いてしまうエピソードがあります。その頃、投資銀行はめちゃくちゃ忙しい時期で、出張も多くとにかく分刻みで働いていた。そんな中、娘がどうしても明日のバレーボールの試合を見に来て欲しいと普段は言わないリクエストをゴリ押し。何でも、シーズン最後のとても大事な試合で、彼女はスタメンではないけど入れ替わり立ち替わりでゲームに出ていて、ライバル校との試合でお母さん達も沢山観に来ると。その日は大阪出張でアポが５件も入ってる。こんなの前日にドタキャンしたら結構な迷惑がかかります。投資家様にも、そして資料など準備してくれてるチームにも。でも娘のただならぬ雰囲気を感じ取ったので、何とかギリギリで大阪出張をキャンセルし、午後には学校に駆けつけました。・・「シーズン最後の大切な試合」…なんと娘は最後まで出番が一度もなかった。初めは元気良くベンチから応援してた娘も、試合後半になると観客席の方をチラチラ見ながら悲しそうな曇顔。こっちも泣きそうです。試合が終わってトイレに駆け込んで泣いてしまった娘に付き添ってくれたお友達が、私のところに来て「今お母さんに会えないので先に帰ってください」と。もし私が働いてなくて、普段から試合を観にいける母親だったら、娘をきっとこんなに傷つけることはなかった。スタメンではないのだから、試合は出れる時も出れない時もある。でも私は出張をキャンセルして、有給を取って無理無理なスケジュールでやって来た。娘はそれをよく分かっていて、それなのに出番がなかった… この哀しいエピソードは多分私が死ぬまで忘れない懺悔のストーリーです。誰も悪くない。でもとても哀しくて切ない。人生には必ずそういう場面があります。** ・・・今回のボストンではスタメンとして大活躍する娘を見れました。あの時の記憶、塗り替えてはくれないし、多分あれは墓場まで持ってくけど今日の試合で声を張り上げて応援出来たことを嬉しく思う。 #インスタコラム #働く母の懺悔 #誰も悪くない #誰も悪くないけど #哀しい」10月28日 19時18分