小笹大輔さんのインスタグラム写真 - (小笹大輔Instagram)「上京して最初にTOTALFATを見に行った、下北沢シェルターの男祭り。 KubotyさんがMCで言ってた。 「日本じゃなんでかみんな、歳を重ねるとパンクやハードロックを『昔好きだった』『もう卒業した』音楽として扱うんだ。 でも海外じゃオジサマ方が胸張って『パンク大好き』『ハードロック大好き』って言ってるんだよ。 なのにどうして日本じゃ若気の至りの音楽みたいに言うんだろうね。 俺は自分が大好きな音楽を、一生楽しめる音楽だって証明できるように頑張るよ」  この言葉はもう2016年の俺に刺さりに刺さった。 上京して最初、「MAN IN THE MIRROR」のレコーディング。 本当に悔しい思いを沢山した。 弾きたいことが弾けないし、そもそも弾きたいことの引き出しが楽曲のクオリティに対して全然足りなかった。  まあすっごい凹んで、ブルース・カントリー・ジャズ、色んなルーツミュージックを勉強するようになった。 でも正直バンドが成長するスピードにギターの成長が全く追いつかないなと思って、もっと早くこういう音楽を聴いてればって毎日思ってた。 『若くて暇なうちに、パンク・ハードロック聴いてた時間でもっと音楽の勉強しといてくれよ』 いつしかそんな考えに支配されて、リリースタイミングのインタビューでも好きな音楽・ギタリストを聞かれてもお洒落な音楽ばっかり口にするようになった。  そんなタイミングで先のKubotyさんのMCを聞いて、衝撃が走った。 今の俺、めちゃくちゃダサイじゃんって。 アウトプットのために背伸びして音楽聴いてるのもダサイし、自分が上達しなかったのを大好きだったパンクやハードロックのせいにしてるのもめちゃくちゃダサイ。  ダサイ俺には眩しすぎるくらいKubotyさんの姿勢はカッコ良かったし、その日のTOTALFATのライブがもう本当にカッコ良かった。 安定が約束された旧譜アンセム群に頼らず、新曲をバチバチに披露してくれた。  オールドスクールなパンクだけじゃなくて、世界的なポップスの流れをパンクに落とし込んだ新しいTOTALFAT。 それ見て思ったんだよね。 逆をやればいいじゃんって。 ポップスの中で俺だけパンクぶちかましてやろうって。 「What's Going On?」で勉強したルーツミュージックをちょっと消化できるようになって、 「レポート」の頃にはもう俺のパンクギターがガッチリハマったと思ったし、これが俺の、髭男の色だなって思った。 だから俺はマジで「レポート」が大好き。  それからTwitterのプロフィールにも胸張ってパンクが好きだって書いた。 インタビューでも喋ったし、レコーディングに絶対レスポールとディーゼルを持ってくるようになった。笑  それから今まで制作で苦しい思いって多分一度もしてないと思うし、音楽を聴くのもやるのも心から楽しめるようになった。 だからTOTALFATにもKubotyさんにも、本当に感謝している。  そしてだからこそ、今後Kubotyさんがもしパンクを「卒業した」とか「過去の音楽」みたいに言ったらもう絶対にぶっ飛ばしに行く。 だから今後のKubotyさんの活動とか、発言とか、全部見張る。 俺だけじゃ見張りきれないからみんなもKubotyさんの動向を見張っててほしい。 変なこと言ってたらみんなもKubotyさんをぶっ飛ばしてほしい。笑  そしてTOTALFATを続ける3人も、もし今より1mmでもダサくなったらぶっ飛ばしに行く。 みんなもTOTALFATがダサくならないよう見張っててほしい。 ていうか俺、ダサイTOTALFATを見るくらいならギター弾きに行く。笑 って思ってたんだけどみんな新曲聴いた? 最高だね。なんだあのストイック集団。笑 俺なんか混ざろうとしたって、ボコボコにされて終わり。笑  Kubotyさん脱退の発表を聴いた最初はもう寂しくて寂しくてたまらなかったけど、その頃もっと悲しいミュージシャンのニュースも相次いでた。 それ思ったらみんな生きてて音楽続けてくれて、何も寂しいことないじゃんって思うよ。  脱退を発表する前からめちゃくちゃ細かいツアー(勿論島根にも)周ってくれてたし、発表の後も信じられないくらいの本数のライブをしてくれた。 これでもまだライブ行けばよかったとか言ってたら、完全に自分が悪いなって諦めがつくくらい。 こんなにファンに対して誠実なバンドって、俺はやっぱりTOTALFATしか知らない。 こうなりたいっていう一番の存在。  ライブの中身も本当に最高だった。 序盤から半端ないセットリストで、俺にとってのTOTALFATの歌、「Dear My Empire」で"I am really proud of..."って言いながらKubotyさんを指差すShunさん見て嗚咽で崩れ落ちたりしたけど、今日流したのは寂しさや悲しさじゃなくて、全部感謝と感動の涙だった。 最後までずっと、会場が見たことないような愛に包まれてた。 もう本当何度でも言うけど、一生ついていきます。TOTALFAT。 4人の旅路にこれからも幸あれ! Good Fight & Promise You.  #TOTALFAT #FINALSHRED #Kuboty #Jose #Shun #Bunta」10月23日 3時47分 - daisuke_higedan

小笹大輔のインスタグラム(daisuke_higedan) - 10月23日 03時47分


上京して最初にTOTALFATを見に行った、下北沢シェルターの男祭り。
KubotyさんがMCで言ってた。 「日本じゃなんでかみんな、歳を重ねるとパンクやハードロックを『昔好きだった』『もう卒業した』音楽として扱うんだ。
でも海外じゃオジサマ方が胸張って『パンク大好き』『ハードロック大好き』って言ってるんだよ。
なのにどうして日本じゃ若気の至りの音楽みたいに言うんだろうね。
俺は自分が大好きな音楽を、一生楽しめる音楽だって証明できるように頑張るよ」

この言葉はもう2016年の俺に刺さりに刺さった。
上京して最初、「MAN IN THE MIRROR」のレコーディング。
本当に悔しい思いを沢山した。
弾きたいことが弾けないし、そもそも弾きたいことの引き出しが楽曲のクオリティに対して全然足りなかった。

まあすっごい凹んで、ブルース・カントリー・ジャズ、色んなルーツミュージックを勉強するようになった。
でも正直バンドが成長するスピードにギターの成長が全く追いつかないなと思って、もっと早くこういう音楽を聴いてればって毎日思ってた。 『若くて暇なうちに、パンク・ハードロック聴いてた時間でもっと音楽の勉強しといてくれよ』
いつしかそんな考えに支配されて、リリースタイミングのインタビューでも好きな音楽・ギタリストを聞かれてもお洒落な音楽ばっかり口にするようになった。

そんなタイミングで先のKubotyさんのMCを聞いて、衝撃が走った。
今の俺、めちゃくちゃダサイじゃんって。
アウトプットのために背伸びして音楽聴いてるのもダサイし、自分が上達しなかったのを大好きだったパンクやハードロックのせいにしてるのもめちゃくちゃダサイ。

ダサイ俺には眩しすぎるくらいKubotyさんの姿勢はカッコ良かったし、その日のTOTALFATのライブがもう本当にカッコ良かった。
安定が約束された旧譜アンセム群に頼らず、新曲をバチバチに披露してくれた。

オールドスクールなパンクだけじゃなくて、世界的なポップスの流れをパンクに落とし込んだ新しいTOTALFAT。
それ見て思ったんだよね。
逆をやればいいじゃんって。
ポップスの中で俺だけパンクぶちかましてやろうって。 「What's Going On?」で勉強したルーツミュージックをちょっと消化できるようになって、
「レポート」の頃にはもう俺のパンクギターがガッチリハマったと思ったし、これが俺の、髭男の色だなって思った。
だから俺はマジで「レポート」が大好き。

それからTwitterのプロフィールにも胸張ってパンクが好きだって書いた。
インタビューでも喋ったし、レコーディングに絶対レスポールとディーゼルを持ってくるようになった。笑

それから今まで制作で苦しい思いって多分一度もしてないと思うし、音楽を聴くのもやるのも心から楽しめるようになった。
だからTOTALFATにもKubotyさんにも、本当に感謝している。

そしてだからこそ、今後Kubotyさんがもしパンクを「卒業した」とか「過去の音楽」みたいに言ったらもう絶対にぶっ飛ばしに行く。
だから今後のKubotyさんの活動とか、発言とか、全部見張る。
俺だけじゃ見張りきれないからみんなもKubotyさんの動向を見張っててほしい。
変なこと言ってたらみんなもKubotyさんをぶっ飛ばしてほしい。笑

そしてTOTALFATを続ける3人も、もし今より1mmでもダサくなったらぶっ飛ばしに行く。
みんなもTOTALFATがダサくならないよう見張っててほしい。
ていうか俺、ダサイTOTALFATを見るくらいならギター弾きに行く。笑
って思ってたんだけどみんな新曲聴いた?
最高だね。なんだあのストイック集団。笑
俺なんか混ざろうとしたって、ボコボコにされて終わり。笑

Kubotyさん脱退の発表を聴いた最初はもう寂しくて寂しくてたまらなかったけど、その頃もっと悲しいミュージシャンのニュースも相次いでた。
それ思ったらみんな生きてて音楽続けてくれて、何も寂しいことないじゃんって思うよ。

脱退を発表する前からめちゃくちゃ細かいツアー(勿論島根にも)周ってくれてたし、発表の後も信じられないくらいの本数のライブをしてくれた。
これでもまだライブ行けばよかったとか言ってたら、完全に自分が悪いなって諦めがつくくらい。
こんなにファンに対して誠実なバンドって、俺はやっぱりTOTALFATしか知らない。
こうなりたいっていう一番の存在。

ライブの中身も本当に最高だった。
序盤から半端ないセットリストで、俺にとってのTOTALFATの歌、「Dear My Empire」で"I am really proud of..."って言いながらKubotyさんを指差すShunさん見て嗚咽で崩れ落ちたりしたけど、今日流したのは寂しさや悲しさじゃなくて、全部感謝と感動の涙だった。
最後までずっと、会場が見たことないような愛に包まれてた。
もう本当何度でも言うけど、一生ついていきます。TOTALFAT。
4人の旅路にこれからも幸あれ!
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2019/10/23

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