ペッペのインスタグラム(peppedesu) - 10月11日 15時15分

漫画を描き始めたのは16歳だった。フォッサチェジーアというイタリアの小さい町に住んでた。
日本語も英語も全く喋れなかった。初めての漫画は高校の友達のために描いた。その時からみんな僕の事を「漫画家」って呼んでいた。

僕は日本に行って漫画家になるって高校卒業した時に決めた。まだそんなに上手くなかったけど、自分の力を信じてた。

ベネチアに引っ越して、大学で日本語を勉強して、漫画を描き続けて、大学の新しい友達に見せて「ペッペ先生」って初めて呼ばれた。

大学卒業したら、片道のチケットで日本に向かった。スカウトされてモデルとして生活できるようになった。お陰様で自由な時間が多くて、漫画を描き続けることができた。

漫画の出版社に読んでもらう機会を得て、2年間ずっと失敗しながら頑張った。豆野さんに出会って、僕の漫画を正しい方向に導いてくれた。

明日、週刊スピリッツで連載が始まる。
明日、僕の夢が叶います。

イタリアにいる家族、高校の親友、ベネチアの親友、東京の仲間、ありがとう。

あなた方のお陰で諦めなかった。

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