瀬戸あゆみのインスタグラム(setoayumi) - 9月13日 23時29分
今日は愛する人が亡くなって、ちょうど一年の日でした。
この文章は去年の9/15に日記に書いて、いままでずっと誰にも見せなかったもの。
時が来たような気がしたので、いま、載せます。
今日はまゆげと、恋人と、お墓参りをしてきました。
…
唯一の家族だったママが亡くなった。
48歳という若さだった。
ママは生前、すごく頑固で芯のある、何があっても愚痴も言わない、それでいて口数の少ないクールで強い人だった。
ママは難病の持ち主だった。
30歳の時に発症したその病は、薬で進行を遅らせるしか手立てが無いとされている、はっきり言うと治療法のない、しかし確実にゆっくりと進行していくものだった。
どんどんと弱っていく彼女を、1番近くで見ていたわたしは、東京から埼玉に会いに行く度、帰り道に涙していた。
わたしがしてあげれることなら可能な限りしてあげたい、そう思っていたけれど、もっとああしていれば、と後悔していることはいくつもある。
最後病院に入っていたママに、来週は車椅子で外に出て、まゆげに会わせてあげるからねと言っていた。
それから1週間も経たずに、約束は果たされることなく、ママは天国へ行ってしまった。
病院に転院したてで、色々と市役所でしなくてはいけない手続きや、わたしが管理しなくてはならなくなったお金周りのことや保険のことなどで、ママに会いに埼玉へ行く週に一度の日は、とても時間に追われていた。
もうすこし、ママとただ過ごす、忙しくない時間を作ってあげたかった。
この文章を書いている今も、涙がボロボロと出て止まりません。
しかし、伝えたいと思いました。
人は突然いなくなることを。
それが時に、自分にとって太陽のような人で、その人のことを考えるだけで毎日頑張ろう、と思えるほどに、自分にとって大切で愛おしい人であることを。
だからこそ、
大切な人を、今、大切にしてあげることを。
ママに会いたい。
愛してるよってたくさん言ってあげたい。
いつものように頭を撫でて、それからぎゅっと抱きしめたら、クールなママはどんな反応するかな。
ママ。
天国で、パパに会えるね。
喧嘩せずに仲良くしてね。
ママのお母さんやお父さんにも会えるね。
昔飼っていたココットにも。
天国では車椅子もいらないし、ごはんも甘いものもたくさん食べられるよ。
わたしは心配いらないよ。
ママに似て、きっと強い女だから、どんなことも乗り越えられる。
いつかそっちに行くからね。
じゃあ、またね。
どうか安らかに。
おやすみなさい。
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
6,395
65
2019/9/13