吉田菫のインスタグラム(sumiredooon1228) - 9月9日 23時32分

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あまりにも残酷で辛い現実だった。
お母さんとお姉ちゃんと車にのってたら私達の前を走ってたトラックが一匹の猿を轢いてしまいました。見えてなかったのかな、多分、反対車線も車いなかったけど避けようとしてなかったから気づいてなかったのかも。でも何かしら当たったのは分かったと思う。
私達は目の前で野生動物が轢かれて転がってるのを目の当たりにして、一度車を寄せて後の車にまた衝突しないようにしました。
ずっとぐったりしてて動かない猿の元に家族かな、何匹か猿が寄ってきて道路から歩道側に引っ張ろうとしてました。
まだちっちゃな猿も、お父さん猿と2人で引っ張ってた。
多分轢かれちゃったのはお母さん猿だとおもう。家族はお母さんを助けようとしてたんだね。通る車に対しても威嚇してた。しばらくして意識が回復して上半身だけ起き上がれたけど、まだ歩道側の縁石を越えることができず、猿達の群れはずっと叫んでた。まだ生きてるしどうにか、どうにかしてあげたかった。
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田舎育ちなので道路で亡くなってる動物を見たことは何度もあったし、道路から避けてあげることはできたけど、今まで生きてたものが目の前ではねられ、それを守ろうとする家族達を目の当たりにしてわたしは涙が止まらないのとパニック状態になりながらあらゆるところに電話しました。
動物病院、警察、他にも思いつく限り沢山。話を聞いてくれたりしたけど、大体は野生動物はどうすることも出来ないですって言われた。
何もできなかった無力さに絶望した、、
パニックすぎて車を降りて轢かれた猿をとりあえず歩道側に運ぼうとしたら、家族が襲いかかろうとしてきて大丈夫大丈夫って何回もいったけど、たしかに野生動物に簡単に手を出すことはとても危険なことだと思う。
ちゃんと猿を保護して手当てするか、また衝突したり助けようとしてる他の猿が轢かれれないように、保護隊が来てくれるのを祈るしかなかったなぁ。
猿にとっても、その状況を見た人にとっても辛すぎるからちゃんと保護して欲しい。。日光もモンキーパークもあるので猿を大切にしてるのは分かるからなにかしら対処してくれてたらいいのだけど。
自然界で生きていくというのはとても厳しいと思うけどもっと看板とかあったら良かったな。知識がなくて何もできずに悲しかった。
絶望の気持ちが消えずに家に帰って、自分の愛犬を抱きしめました。

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