青木康平のインスタグラム(cohey11) - 9月3日 15時00分
コーチをしていて感じるのは、プロだろうが、子供であろうが悩んでる事は、ほとんど一緒だと思う。
ただプロと違うのは、まだまだ発展途上だという事。経験が少ない。
バスケの知識も技術もまだまだ。
これは仕方がない。時間をかけて伝えていかなければいけない。
ただほとんどの選手が悩んでる事、解決したい事。
それはメンタル面。
シチュエーションはそれぞれだが、プロの選手もしっかりした選手は少ないが、子供はまだまだまだ。
そりゃそうです。
まだ生きてきて十数年。
だからこそ今が大事。
これから、バスケにするにしても、しないにしても気持ちの持ちようや、
考え方は凄く大事です。
特に子供達には"諦めない強さ"や、"やり通す強い意志"を身に付けて欲しい。
僕が今まで選手として順風満帆に来たと思ってる人も沢山いるみたいだけど、僕も試合に出れない時期も沢山あった。
腐りかけた事も何度もある。
けど、僕は諦めなかった。
諦めきれなかった。
だから、自分が納得するまで練習して、試合に少しでも出れたら自分の全てをコートに置いてきた。
それで評価されないなら、まだまだやる事がある。
その繰り返しだった。
大学4年の時に日本一になりMVPを取った時、努力は裏切らないと確信した。
あの当時は本当に日本一になる事しか考えていなかったし、それだけの努力をしていた。
これも全てはある出来事がキッカケだった。
それは忘れもしない大学3年生の時のインカレ。ベンチスタートだが予選から試合にずっと出ていた。
しかし、インカレ最終日、順位の決まる大事な試合。
僕は1分も出れなかった。
そして試合にも負けた。
正直意味がわからなかった。スタメンのガードは前日の試合で捻挫していたにも関わらずだ。
あの時は本当に腐りかけた。周りの先輩も、試合に出てたガードの後輩も、「僕が試合に出ない事はおかしい!」「出ていたら結果は違っていた!」と言っていた。
そんな慰めの言葉を沢山もらい、「やっぱりそうだよな。」と監督がおかしいと納得しようとしたけど、納得出来なかった。
なぜなら結果は変わらないからだ。
数日落ち込んでいたけど、僕がたどり着いた答えは、
「自分がマイケルジョーダンぐらい実力があれば絶対に試合に出れたはず。」 「試合に出れなかったのは自分の実力だ。」 そう考えついてからは、次のインカレで日本一になる事。その試合に出てチームに貢献する事が僕の目標になった。
僕の好きな言葉がある。 "努力は報われるんじゃない。報われるまで努力するんだ。" 環境や、コーチなど人のせいにする事は簡単だ。
でもそんな事しても、何も前には進まない。
辛い時期なんて幾らでもある。その時、前に少しでも進もうとする気持ちと行動こそが、人を成長させる為の本質であり、本当の意味での成長だと思う。
あの時、「自分がやるべき事はまだ沢山ある。」そして何より「バスケをプレイをす事が大好きだ」と気づいた。
そして、僕の心の中には 「今にみてろよ。」 Watch and see.
この言葉が僕のガソリンだった。
あの経験があったから、プロでも試合に上手く使われない時期も、乗り越えられた。
11年のプロのキャリアで
ベスト5が2回。
フリースローのタイトル6個。
オールスターMIP
オールスター3pコンテスト優勝
167cmの僕でも、そうやってやってきた。 "努力は報われるんじゃない。報われるまで努力するんだ。"
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2019/9/3