五戸美樹さんのインスタグラム写真 - (五戸美樹Instagram)「国立新美術館で開催中の「毎日書道展」に行ってきました！高校の同級生で書道家の河野明日実(こうの・あすみ)ちゃん @asumi.sho の作品を見に^ ^ . 唐の時代の「和趙相公登鸛雀樓」というタイトルの詩で、趙の相公さんが鸛雀樓(かんじゃくろう)に登って詩を詠んだ、ということだそう。 . 鸛雀樓の鸛雀は鸛鵲とも書き、コウノトリのこと。黄河を望む地に立っていた三層の楼で、コウノトリが巣を作ったのでこの名があるのだとか。明日実ちゃんの名字（こうの）と繋がる面白さ^ ^ . 漢文の意味は、現代語訳を読まないと全くわからなかったのですが笑、明日実ちゃんの優しさと強さ、真摯に向き合う姿を感じました。彼女の性格が書に出るなぁと。 . 私は幼稚園の時から習字を習っていたのですが、高3の時に准師範をとれたことに満足して、やめてしまったのです。筆を持たなくなって幾星霜…(ｰｰ;)明日実ちゃんは最近まで会社勤めをしていましたが、ずっと書道を続けていて、通っている教室が火事に見舞われたこともあったのですが、乗り越えて、ひたむきに書の道を歩いてきました。私なんかは書道のショの字もわからないうちに離れてしまったなと、本当の書道家というのは彼女のような人を言うんだと。尊敬です。 . そして思うのは、大ベテランであろう作者の方が大半で、20代30代の方はいったいどのくらいいるのだろうかと…。国力新美術館の1F〜3Fまでビッシリの作品が、10年後20年後にどうなっているのか…。書道を離れた自分が言えることではないですが…杞憂に終わればいいと思ったりしました。 . また、漢文が必修でなくなったことも考えずにいられませんでした…。漢籍の内容や、漢文訓読体がいかに日本文化と日本語（＝自分の考えや自分が話している言葉）に影響しているか、漢文を学ばないとわからないと思うんですが。キングダムに出てくる史記だって、意味がわからなくなっちゃうじゃないですか。あぁヤダヤダ。 . 話が逸れました汗とにかく河野明日実という人は友人としてはもちろん書道家として素晴らしい逸材なので、以後お見知り置きを！」7月15日 19時13分