林信行さんのインスタグラム写真 - (林信行Instagram)「25年ぶりにMIT Media Labを訪問。 新しい地平を切り開き、世界をinspireし続ける唯一無二の研究機関。  前回の訪問はBeing Digitalの刊行前後、著者でLabの創設者で当時の所長のNicholas Negroponteさんのオフィスに直行でほとんど施設を見学できなかったのが、今回、その頃にMIT Média Labへ移籍するやTangible Media Groupを率いて、世界を驚かす研究を次々と発表した石井裕さん @ishii_mit そして @中垣拳 さんに施設を案内してもらう、という贅沢! いつも講演や記事で紹介させてもらっているTangible Media Groupの研究。ただこれまでは日本で展示された研究しか見る機会がなく特にミラノデザインウィークのLEXUSのスポンサーで展示された「transForm」が見れなかったことが残念でならなかったのですが、今回、そちらの実物を石井先生自らにデモをしていただきました。  何よりこれまで一つ一つのプロジェクトを個別に映像で見ることが多かったのですが、同グループの研究成果が一箇所に集まって展示されているのをみて、それぞれの研究の成果がどのように積み上がっていったのかを肌で感じられたのは大きな収穫でした。  石井先生は、今年になりComputer Human Interaction研究者として最高の賞となるACM SIGCGI 2019 Lifetime Research Awardの21人目、日本を含むアジア人としては初めて受賞。コンピューティングの歴史を勉強したことのある人なら知らない人はいないDouglas Engelbart(よくマウスの発明者と紹介されますが、それよりはるかに多くを発明しています)、「誰のためのデザイン」のDon Normanなどのレジェンドが名を連ねている賞です。  1960年代、Douglas Engelbartが見せたビジョンが今のパソコンの世界をつくり(まだ実現してないビジョンもありますが)、Don Normanが’90年代にアップル社で熱心に説いていたdirect manipulationがタッチインターフェースの普及で当たり前になった今日ですが、これからdynamic shape displayなどに代表されるradical atomS の環境が21世紀中盤以降のデジタル社会を作っていくのではないでしょうか(Atom to bitの時代と、Bit to Radical Atomsの両時代にこの施設を訪問できたのは幸運)。 その時、その流れの震源地と言える場所で石井先生を始めとする多くの日本人が活躍していたことを日本の多くの若い世代に知ってもらい、奮い立ってもらいたいと思いました。 @ MIT Media Lab」6月11日 20時50分 - nobihaya

林信行のインスタグラム(nobihaya) - 6月11日 20時50分


25年ぶりにMIT Media Labを訪問。
新しい地平を切り開き、世界をinspireし続ける唯一無二の研究機関。

前回の訪問はBeing Digitalの刊行前後、著者でLabの創設者で当時の所長のNicholas Negroponteさんのオフィスに直行でほとんど施設を見学できなかったのが、今回、その頃にMIT Média Labへ移籍するやTangible Media Groupを率いて、世界を驚かす研究を次々と発表した石井裕さん @ishii_mit そして @中垣拳 さんに施設を案内してもらう、という贅沢!
いつも講演や記事で紹介させてもらっているTangible Media Groupの研究。ただこれまでは日本で展示された研究しか見る機会がなく特にミラノデザインウィークのLEXUSのスポンサーで展示された「transForm」が見れなかったことが残念でならなかったのですが、今回、そちらの実物を石井先生自らにデモをしていただきました。

何よりこれまで一つ一つのプロジェクトを個別に映像で見ることが多かったのですが、同グループの研究成果が一箇所に集まって展示されているのをみて、それぞれの研究の成果がどのように積み上がっていったのかを肌で感じられたのは大きな収穫でした。

石井先生は、今年になりComputer Human Interaction研究者として最高の賞となるACM SIGCGI 2019 Lifetime Research Awardの21人目、日本を含むアジア人としては初めて受賞。コンピューティングの歴史を勉強したことのある人なら知らない人はいないDouglas Engelbart(よくマウスの発明者と紹介されますが、それよりはるかに多くを発明しています)、「誰のためのデザイン」のDon Normanなどのレジェンドが名を連ねている賞です。

1960年代、Douglas Engelbartが見せたビジョンが今のパソコンの世界をつくり(まだ実現してないビジョンもありますが)、Don Normanが’90年代にアップル社で熱心に説いていたdirect manipulationがタッチインターフェースの普及で当たり前になった今日ですが、これからdynamic shape displayなどに代表されるradical atomS の環境が21世紀中盤以降のデジタル社会を作っていくのではないでしょうか(Atom to bitの時代と、Bit to Radical Atomsの両時代にこの施設を訪問できたのは幸運)。
その時、その流れの震源地と言える場所で石井先生を始めとする多くの日本人が活躍していたことを日本の多くの若い世代に知ってもらい、奮い立ってもらいたいと思いました。 @ MIT Media Lab


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2019/6/11

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