田中ウルヴェ京のインスタグラム(miyako.tanaka.oulevey) - 5月31日 10時31分
昨日はテレ朝の後にフジテレビに移動。
女子サッカーW杯直前なでしこジャパン特集番組でのインタビュー収録でした。
メンタルトレーナーの立場として様々な競技団体に関わりますが、当然、チームに携わってるなかでの具体的なことを言うことはありません。
しかしこのような機会に、そもそもメンタルトレーニングとは何かということを学術的根拠を基盤としてわかりやすく伝えることは大事なことだと思っています。
トップアスリートのメンタルトレーニングでは、様々な既存理論を軸に競技特性に合わせて、個人の特性に合わせて常に検証可能なアプローチを行うことが大切です。
メンタルトレーニング基礎の目的には、セルフアウェアネス(自分に気づく)があります。
そもそも日々の自分も、練習の自分も、良くも悪くも「大事な局面での思考傾向」と密接に関係しています。(頭では当然だと理解できてしまうことですよね)
選手自身が「どんな状況になっても自分の感情と思考をわかっていること」は大事です。 「こうなり始める自分はこうなるだろう」が予期できるようにもなる。感情予期、思考予期がわかっていれば事前対処ができる。それだけです。
日々わかろうとしてれば自分ならではの対処法をたくさん頭の引き出しに作っておける。
それだけです。
でも選手にとっては「わかってると言いたい時」もあれば「わかりたくない時」もあれば「わからないから知りたい時」もあれば「わかってることの確認をまずはしたい時」もあれば、、、それはそれは多様です。
どんな競技に関わる時も、
「向き合う」意味も時期も人によって違うことの説明は、最初の方のメンタルトレーニングで大事です。
時間がかかることに意味があったりもします。
なでしこジャパンの皆さんは、すでに競技文化として素晴らしいチーム基盤があり、そのことが客観的にどういう価値があることなのかを理論としてご紹介することも大事だと思います。
組織文化を客観視することでさらに「なぜ私たちはこのことを価値とするのか」の思考を広げたり深めたり。
競技団体や指導者側が、様々な思考整理によって、さらに組織文化を言語化することは、継承する上で大事。例えば「インテグリティ」という言葉一つとっても、「人間力」という言葉も、その言葉の中にある「意味の分解と統合を繰り返しての整理」によって、具体的な行動指針ができるからです。
そういった理論やトレーニングの情報提供の役目もスポーツ心理の専門家には重要なことと、国際会議で出会う欧米のNOCやNFに関わるスポーツ心理学者とは確認します。
シンプルに伝えることを修行中でありますが、結果的にいつもまどろっこしい自分にシンプルに腹立つ日々です。😭😅🙏
(自分の感情と思考確認。。。) Getting an interview from the Fuji TV for their documentary show about Japan women’s soccer World Cup team.
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2019/5/31