北欧、暮らしの道具店のインスタグラム(hokuoh_kurashi) - 5月17日 18時00分
【スタッフコラム】新しい、お買い物
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散歩の途中で、好みの服が並んでいるセレクトショップを見つけました。
人見知りの私は、店員さんと距離が近くなりがちな個人のセレクトショップはどうも苦手で、
なのでとても珍しく、そういうお店に足を踏み入れました。
そしてさっそく、何着か気になるスカートを発見。
しつこいようですが、人見知りの私はこの手のお店で試着をするのも億劫なんです。
でもあまりに素敵だったので、勇気を出して試着することにしました。
そのときに接客をしてくれたのは、私より年齢が25~30歳くらい上と思われるオーナーの女性でした。
ブロンドに染めたベリーショートが、すごく似合っていて、かっこよかった。
試着室に入ってのんびり着替えてると外からオーナーさんが声をかけてきます。
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「どうですか~?」
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「あ、いま着てますぅ~(焦)」
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すると、「ちょっと見せてねぇ」と試着室のカーテンを開けてきたんです。
母親か!と突っ込みたくなるような強引さで、まだ着替え途中の私をのぞきこむオーナー。
でも、不思議です。
その図々しさが、ちっとも嫌じゃない。
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「ほら、こっちに来て見せてみて」と私の着替えをなかば強引に手伝い、
スカートの素材のこと、デザインのこと、デザイナーさんの人柄、コーディネートのコツ…… すごく楽しそうに話し聞かせてくれました。
結局、試した3着すべて欲しかったけど、お財布と相談して1着を購入することに。
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「これ、お願いします」と言って渡すと、
にっこり笑顔のオーナーが返した言葉は「よかったわね」。
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あ、そこは「ありがとうございます」とかじゃないんだ(笑)
この人は純粋に、洋服が、そしておしゃれを楽しむということが、大好きなんだろうなぁ。
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「自分の商品」って感覚とは、ちょっと違うのかもしれない。
ああ、その接客は、最後までとても気持ちがよかった!
店員さんから買ってるというよりも、憧れの女性と一緒に服を選んでもらった、というような体験でした。
いつもは、チェーンのコーヒー店でさえ、顔を覚えられたりすると足が遠のく私ですが
このお店ばかりは、顔を覚えてもらって、そして、またこの人と洋服の話をしたい。
次のお給料日の後に、またこの街に足を運ぼう。
そう思えるお店を見つけて、なんだかちょっと嬉しくなりました。
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(スタッフ二本柳)
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2019/5/17