井上苑子のインスタグラム(inouesonoko) - 5月13日 19時11分

愛犬の日らしいので、涙が止まりませんし、言葉ももっともっと伝えたいことばかりなのに、全然出てこないのですが、報告させていただきます。

ずっと犬を飼いたくて駄々をこねてたときに、ひょんなことからうちにやって来たマヤ。
初めて動物をうちに迎え入れた。
兄妹喧嘩ばかりしてた思春期のころはいつもどこか窮屈で隙間もなかった心に、マヤは癒しをくれました。
マヤとの生活は最初は初めてだらけで、
わたしは小学５年だったんだけど、憧れてたわんちゃんとの暮らしが、嬉しくて、かわいくて、好きすぎて、こっちに来てほしくて手を引っ張りして、最初の頃乱暴に接してしまい、それ以降ずっと警戒心剥き出し、、。笑
最近までわたしが名前を呼んでも手が届く距離に来てくれなかったなぁ。
でもここ2年ぐらいでちゃんと身体をぴったり寄せてくれるぐらい傍にきてくれるようになって、安心してくれたんだなって仲良くなれた気がしてたよ。
食べることと走ることが好きなまやちゃんが、
急にご飯を食べなくなったり、嘔吐したり、ぐったりしてたりで、検査したら、もう長くないとのことを知りました。
1年前の検診ではなにもなかったのに。
そこからも実感がなくて、なさすぎ、マヤなら完治して生きてくれだろうと勝手に心のどこかで思ってたなあ。
でもとうとうこの日が来てしまった。昨日の夜のことです。
思ってた以上に早かった。早すぎてまだ実感もないけれど、　思い返せば思い返すほど、私はなにもしてやれず、嫌な思いもさせたし、申し訳ないことばっかり。
散歩も適当だし、マヤはしっかりしてるからって放置してたことが多かった。後悔しても遅いなあ。
でも、私はマヤのお陰で癒されたし、寂しくなかったし、幸せをたっっっくさんもらった。
マヤを愛した人はたくさんたくさんいて、本当に繊細で優しくて賢い素敵な子。
泣いてたとき傍にいてくれてありがとう、幸せだったって思ってくれてたら嬉しいなあ。私の母はとくに、めっっっちゃめちゃに愛情を注いでいたから、マヤは幸せだったと思う。そんな自信もある。
急に歩くのも辛そう、と母から動画や写真が送られてきて、この数日が山場だとお医者さんに言われたと言っていた矢先のことでした。最後に尻尾を数回降って息を引き取ったそうです。一緒にいたかったなあ。一緒にいて、目の前で、ありがとうって伝えて撫でたかったなあ。
でもマヤは自分が苦しいときにも私たちに何日も何日も癒しと幸せをくれました。
大変だったよね、痛かったよね、そんなの分からない人に言われたくないかな、でもちゃんと頑張ってたの知ってるからね
ありがとう、ありがとう、沢山ありがとう。

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