深町健二郎のインスタグラム(kenjirofukamachi) - 5月8日 09時02分

博物館や美術館が好きだ。その展示物やキュレーションに興味があるのは勿論だが、理想を言えば、グッゲンハイム・ビルバオやテートモダンのように、旧工業都市や旧火力発電所に建物自体がアート作品となって、街が再生されていくストーリーに強く惹かれる。

目先の機能性や合理性ばかりではなく、長期的な視点に立って、残すべきものに新たな価値の創出をすることこそ、人間の叡智であり豊かさの象徴ではないだろうか。

経済的な観点から見ても、上記の例は観光資源として、またランドマーク的役割も充分に果たしている。

ビルバオを初め、世界中にアーティスティックな建築を残し続けるフランク・ゲーリー。シアトルのエクスペリエンス・ミュージック・プロジェクトで初めて見ることが出来た。魚のような曲線美と太陽光の反射で多様に変化するチタン製の壁面が美しく輝いていた。

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