ハナエさんのインスタグラム写真 - (ハナエInstagram)「mimiの個展にて。女友達と写真撮ると大抵絵面が強すぎて笑う。ラブリーなアベンジャーズかよ。ここからは公開ラブレターになります。 mimiが個展をやるって聞いた時、とても嬉しかった。彼女を知ったのはInstagramで、ヴィジュアルやファッションも勿論好きなんだけど、時々アップされる絵も好きで密かにファンだったから。そして2年程前からたまに遊ぶようになって、絵で何かやったらいいよと無責任な願望を折に触れて本人に伝えていたから。「DIRT AND HONEY」と言う彼女の絵の甘さと反道徳性を表すタイトルが冠された初個展、最高でした。写真や感想は一つ前のポストに。絵やステートメントを拝見していて、ヘンリー・ダーガーを思い出した。“世界一長い長編小説”とされる「非現実の王国で」を約60年に渡り死の半年前まで自室で誰にも知られずに書き続け、三百枚の挿絵と一万五千頁以上のテキストを残してこの世を去った彼。作品は死後評価が高まり日本でも展覧会が開催され、勿論わたしも足を運んだ。彼の残した膨大な量の絵と文章、そしてそれらを書き続けることを選ばざるを得なかった彼の孤独や狂気に慄いた。mimiがもし部屋から出ずにSNSもやらずにひとりで絵を描き続けていたらヘンリー・ダーガーみたいになってたのかもしれないと考えると、彼女が絵を世に発表してくれたことが本当に有り難くて仕方なかった。そのことをmimiに話したら「えー死後評価されたーい」って笑ってたけど。変な人が多いわたしの友人の中でも、mimiは群を抜いてぶっ飛んでる。だけどめちゃくちゃ聡明な女の子。それを隠すかのようにSNSではほとんど平仮名しか使わないところも好き。今まで出会った人の中で一番人間ぽくない。レアキャラって感じ。人間はある程度この世界で生きることに適応してるけど、レアキャラにとってこの世は息苦しいはずなのに、よくこんな世界で生き延びてこれたね、ありがとう、って心から思う。というのをいつも本人を前にすると言えないんです。だって、mimiってばいつも死ぬほど可愛いのだもの！初個展開催おめでとう。これからも描き続けてほしいな、そしてこれからもたまに仲良くしてくれたら嬉しいです。 #dirtandhoney #mimi #vixencafe」5月7日 22時15分