佐藤佳菜子さんのインスタグラム写真 - (佐藤佳菜子Instagram)「イギリスに越してきてすぐの頃、日本でいうauとかsoftbank みたいなところに携帯を買いにいきました。 iPhoneを選んで、では契約しましょう、という段になって、毎月引き落としは銀行口座からなので、引き落としができるかチェックするからキャッシュカードを貸してくださいと。はい、はい、オッケー、と先日作った銀行口座のカードを手渡す。機械に通して数分、、、この口座作ったばっかりですね？あなたの信用ポイントが足りなくて、契約はできません、口座にいくら入っているかは関係なく、信用ポイントが必要です、と。ゑ？ゑ？信用ポイント？つまり、毎月定期的に引き落としができている、とか、クレジットカードが問題なく引き落とされている、とか電気水道ガス料金が定期的に支払われているかとか、つまり、この国でのわたしの信用度のことだという。移民がっかり。移民無念。この国ではわたしは新生児レベルらしい。携帯も契約できないとは、新しいぞ。新鮮。毎日がフレッシュ。契約は日本と同じでiPhone本体を分割して、さらに通信費を支払うものだった。毎月引き落とされる額が少なければ契約できるかもとのことだったので、iPhoneをその場で買い取って、SIMカードの契約という形でようやくイギリスの電話を手に入れたのだが、わたしの信用で買えたのは月々2000円程の引き落とし。 36歳で2000円か。あえて、日本でなにができたかについて考えるのはやめようか、移民よ。まぁ、こうやって一つずつ積み重ねてやっていくしかない。外国に住むってそういうことなんだろうな、という心構えを教わった気がしました。まだまだ遠いぞ、イギリス。 #イミンの話」5月7日 17時51分