奥浜レイラさんのインスタグラム写真 - (奥浜レイラInstagram)「各地で満席&立ち見がでていた角田光代さん原作の映画『愛がなんだ』仕事よりも友達よりも、なにを投げてもマモちゃんにぞっこん(死語)なテルコ。深夜や早朝に部屋から急に追い出されても、呼び方を「テルちゃん」から「山田さん」にされ距離をとられても、最優先事項はマモちゃん。その姿は痛々しい以上になんだか気持ちいいくらい清々しくて、行くとこまで行ってしまえ！とニヤニヤしながら鑑賞。 "煮詰まった関係が苦手"な人は男女問わずいるけれど、そんな関係性に覚えのある方は胸を針でチクチク刺されるような、そんな経験がない方でも5人の登場人物の言動は「いるいる」「あるある」のオンパレードなので、きっと観ているあいだは俯瞰する神の心境。笑っていたら自分に返ってくるタイプの作品だと思います。(そこがまた楽しいし、おかしい) さすが、今泉力哉監督です。個人的には、「5周くらい先回りしてへんに気を使うとこが、逆自意識過剰でキツイ」というセリフに覚えありで、笑った3秒後に手汗かいてました。この癖は多分まだ治ってないよ、ひー！大人の方には懐かしい感覚かもしれないし、昔の自分を見ているように感じるかもしれない。でも大人になったところで(恋愛以外でも)執着心を切り離すのって難しいことですし、そのあたりの人間っぽさを味わいながら、「そんなつもりなかったのに、生身の自分とも向き合わされる人間関係のおもしろさ」をかえりみてみてはいかがでしょうか？岸井ゆきのさん @yukino_kishii と、また舞台挨拶でご一緒できて嬉しかった！お客さんの笑い声も作品の一部となって深部に入っていける映画なので、こちらもぜひ映画館で！わたしもまた劇場に観に行く予定です。舞台挨拶の写真は友人 @mayunova さんから拝借しました。ご来場ありがとうございました！ @aigananda」4月22日 12時05分