村上隆さんのインスタグラム写真 - (村上隆Instagram)「→つづき→ 音楽芸術へのかなり深い洞察が平易なストーリーと絡まって展開しています。 しかし、日本の美術業界における芸術理解は、正直、 音楽レベルに追いついていないと思います。 ではなぜ、音楽の受容のされ方はココまで教養の厚み があるのか。その答えの一つに、幼少の児童へのヤマハの音楽教室でのエレクトーンやピアノを売りつけたい一心で始めたかもしれない一つの街に必ずひとつあ る、音楽教室の存在があるのではないでしょうか? 違うか、漫画、アニメの制作者たちの教養の深みなのか。なんにせよ、クラシック音楽や、漫画、アニメの世界における芸術創造とは何かはの理解は深い。(とは言え、問題が無いわけではないのですが、此処では割愛)なのに、美術、もしくは陶芸鑑賞への教養はどうなっているんだろうか?と。 いつまでも、若い、イケメン、安いだけをわーわー追いかけるマーケットへの追従だけでイイのだろうか?と。  で、もどって、今回の『小野哲平 衝動と暴力性』なんですけれども、僕は、小野さん、松本さんらの抽象芸術を発表販売する際の決意やコンセプトをきちんと聞きたいのです。  でも、今までの「うつわノート」松本さん、小野さん らの活動を顧みて予測するに、その説明はなされないのではないかと思ったのです。 ある種のお為ごかしがタイトルににじみ出ている。「衝動と暴力性」コレって、若さの象徴的なパンクな生き方にも通じていて、若くもない作家の唱えるテーマではない気がしました。  もっと、構造的な話として、芸術の商品化における適 切価格の設計や、発見されるべき、芸術のあり方を解説してこそ、開催の意味がある。今はまだ馬鹿な客や、未来を楽観視している若き作家たちへの指針を見せれるであろうが、何も言わずに、兎に角見ろ、では、何にも変われないと 思いました。  ふ んわりとデフレ社会の中での癒やし芸術としての「生活工芸」から、「四月は君の嘘」や「ピアノの森」で描かれる、きちんとした評価基準のある 世界基準にも 関わってゆく、ランクの可視化した、パワーゲーム的なる、地球規模での価値観のものさしを当てはめた芸術の理解と消費へ行こうしようとしてい るのではない かと思いうのです。  だから、僕的には、僕の考える現代美術と陶芸との関 係性を 先日熊本現代美術館で行ってきた、キュレーション展『バブルラップ』展の解説や、大谷工作室 @ota539 上田勇児 @yuji____ueda らのプロデュースなどを紹介して、松本さん、小野さんのぼんやり思い描いている、現状からの打破のもやもやに、くっきりとした方向性をお見せ して、その流れの中での、芸術として正しき道か否かなどを紐解く、ものさしを提示できたらと思うのです。  また、僕は今回の小野作品を見ていないのですが、拝 見しての僕なりの評価基準での批評を、トークの現場でしようと思っております。 僕の批評がポジかネガかと言う事よりも、作家、画廊 主のキチンとした言葉にこそ、注目が集まれ!と、思っています。」4月21日 9時44分 - takashipom

村上隆のインスタグラム(takashipom) - 4月21日 09時44分


→つづき→
音楽芸術へのかなり深い洞察が平易なストーリーと絡まって展開しています。
しかし、日本の美術業界における芸術理解は、正直、 音楽レベルに追いついていないと思います。
ではなぜ、音楽の受容のされ方はココまで教養の厚み があるのか。その答えの一つに、幼少の児童へのヤマハの音楽教室でのエレクトーンやピアノを売りつけたい一心で始めたかもしれない一つの街に必ずひとつあ る、音楽教室の存在があるのではないでしょうか?
違うか、漫画、アニメの制作者たちの教養の深みなのか。なんにせよ、クラシック音楽や、漫画、アニメの世界における芸術創造とは何かはの理解は深い。(とは言え、問題が無いわけではないのですが、此処では割愛)なのに、美術、もしくは陶芸鑑賞への教養はどうなっているんだろうか?と。
いつまでも、若い、イケメン、安いだけをわーわー追いかけるマーケットへの追従だけでイイのだろうか?と。

で、もどって、今回の『小野哲平 衝動と暴力性』なんですけれども、僕は、小野さん、松本さんらの抽象芸術を発表販売する際の決意やコンセプトをきちんと聞きたいのです。

でも、今までの「うつわノート」松本さん、小野さん らの活動を顧みて予測するに、その説明はなされないのではないかと思ったのです。
ある種のお為ごかしがタイトルににじみ出ている。「衝動と暴力性」コレって、若さの象徴的なパンクな生き方にも通じていて、若くもない作家の唱えるテーマではない気がしました。

もっと、構造的な話として、芸術の商品化における適 切価格の設計や、発見されるべき、芸術のあり方を解説してこそ、開催の意味がある。今はまだ馬鹿な客や、未来を楽観視している若き作家たちへの指針を見せれるであろうが、何も言わずに、兎に角見ろ、では、何にも変われないと 思いました。

ふ んわりとデフレ社会の中での癒やし芸術としての「生活工芸」から、「四月は君の嘘」や「ピアノの森」で描かれる、きちんとした評価基準のある 世界基準にも 関わってゆく、ランクの可視化した、パワーゲーム的なる、地球規模での価値観のものさしを当てはめた芸術の理解と消費へ行こうしようとしてい るのではない かと思いうのです。

だから、僕的には、僕の考える現代美術と陶芸との関 係性を
先日熊本現代美術館で行ってきた、キュレーション展『バブルラップ』展の解説や、大谷工作室 @ota539 上田勇児 @yuji____ueda らのプロデュースなどを紹介して、松本さん、小野さんのぼんやり思い描いている、現状からの打破のもやもやに、くっきりとした方向性をお見せ して、その流れの中での、芸術として正しき道か否かなどを紐解く、ものさしを提示できたらと思うのです。

また、僕は今回の小野作品を見ていないのですが、拝 見しての僕なりの評価基準での批評を、トークの現場でしようと思っております。
僕の批評がポジかネガかと言う事よりも、作家、画廊 主のキチンとした言葉にこそ、注目が集まれ!と、思っています。


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2019/4/21

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