竹澤汀のインスタグラム(migiwaaaaaaaaaa) - 4月13日 21時17分
火曜日から授業が始まりました。
どんな授業を受けているかは、また今度かくね。どの授業も面白いです。
なんかもうずいぶん長くいるような気がしてます。
全てを完璧にこなしてキラキラエンジョイな海外生活しているかと言われると、そうではなくて、失敗しながら、助けてもらいながら、改善点を見つけて、少しずつ色んなことを試行錯誤しているような生活です。
目一杯笑ったり、ものすごく集中したり、緊張したり。
私が、ここで感じたことや私のこの生き方をシェアすることで、もし、ほんの少しでも誰かの希望になったらいいなと願いながら投稿を続けていきたいなと思ってます。
デンマークにきて、ここで感じる色々な事と共に、過去のことや、未来を考えながら、自分の中の想いがより明確になってきていることがいくつかあります。
私は何年か前まで、いつも時間がない感覚の中で生きていました。
自分の賞味期限のようなものが明日にでもきてしまうような切迫感といつも隣り合わせのような気分だったんです。
それはなんとなく、仕事やタスクの期限とは別に、自分の心の中に常にありました。
最近、特に、去年の暮れ頃からは、自分の生き方や、考え方、世の中との向き合い方を時間をかけて少しずつ整理して、それと同時に、ものごとに対して、時間をかけて根気よく向き合うことを定着させるために過ごしてきました。
そのおかげで、今はまた違う感覚で生きています。またきっと歳をとったら、もっとアップデートされるんだろうなと楽しみにしながら。
時間をかけていいよ、と、大人たちがもっと、若い人たちに声をかけてあげられるようになったらいいのになと、私は思います。
自分自身、もっと丁寧に時間をかけていく事を、もっと早く覚えたかったなとも思うからです。
とくに、学びたい人が、もっと学ぶための機会や時間というのは、本当に尊いものです。特に大人のための教育システムである、この、フォルケホイスコーレに来てから、それを体感し、尚更強くそう思っています。
絵に例えると、同じ絵を描く行為でも、大きなキャンバスに油絵の具で緻密な絵を描きたい人に必要な時間は、メモ帳に鉛筆で、らくがきをする人と同じ時間では仕上がらないのと一緒で
目的次第で時間のかかり方も、コストもちがうものです。みんな、みんな違うんです。
でもメモ帳にメモをする事も、時に人生の必要なメモリーになるかもしれないし(メモだけに…) 時々は、人と同じキャンバスの大きさ、決められた時間、決められた画材で自分がどのくらい出来るのかと、試してみるのもよいかもしれないです。
大事なのは、自分がよりよく生きるために必要なこと、それにかかる時間は自分で決めていいということを強く深く理解することだと感じています。
だからこそ、どんな人との関わりの中で生きていくかということは大切で、みんなが、本当に大事なことを教えてくれるひとの近くにいられるように願っています。
時間は、財産で、投資も出来て浪費もできてしまうけれど
ときに流されたり、思わぬ出費に悩まされたり、それ楽しんだり。
でも、よい選択、正しい努力をしたときは、よい風が次の知らせを運んでくると信じています。
どうかみんなが健やかで笑顔でありますように。
今夜も、すてきな夜を過ごしてね。
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2019/4/13