山田稔明のインスタグラム(toshiakiyamada) - 4月1日 00時07分


愛猫ポチ実に関して皆様に大切なご報告があります。先日ポチ実の、年に一度のワクチン注射と定期健康診断のためにかかりつけの動物病院を受診しました。その際にダライラマ先生(主治医・小説『猫と五つ目の季節』をご参照ください)から「気になることがある」と厳しい表情で打ち明けられたのです。検査の結果、ポチ実のDNAからコーギー犬の遺伝子らしきものが検出された、と先生から小さな声で、しかし重厚な錘(おもり)のような言葉で告げられたとき、僕は呆然としてしまいました。遺伝子とは細胞の中にあるDNAの一部で生物の設計図になる情報です。ポチ実は猫なので当然コーギー犬の遺伝子が入り込む余地などないはずなのですが、目視で確認できるポチ実の臀部(でんぶ)の形状、肉付き、丸み、毛の色味なども考慮すると、コーギー犬の血を引いている可能性が否定できない、というのが先生の見立てでした。その可能性としては五分五分だそうです。

僕自身もここ最近、インスタグラムに投稿するポチ実の姿が丸みをおびていることに対して、見て見ぬ振りをしていたのかもしれません。「太った?」とか「丸い」といった皆さんのコメントにも「ちげーよ冬毛だよ失礼な」と全否定の姿勢でいたことは確かですし、野良猫として我が家にやってきたポチ実には僕の知らない過去だってあるでしょう。もしポチ実にコーギー犬の遺伝子が組み込まれているということになれば、正直納得できる具象がいくつかあるのも事実であり、飼い主としての思慮が足りなかったと猛省しています。突然のことに一番混乱しているのは僕自身で、ポチ実は今日もいつものように元気であり、首にリードをつけて軽快にお尻を振って散歩に出かけます(その後ろ姿がコーギー犬を連想させることは言うに及ばないでしょう)。


今後この件に関しては全日本コーギー協会のほうに精査を依頼し、最終結果を待ちたいと思っています。もしポチ実がコーギー猫だったとしても、僕は彼女の一生をともにする相棒でありたいと思っています。毎日のようにインスタグラムやSNSでポチ実を可愛がり応援してくださっている皆さんに驚きとご心配ををおかけしてしまいますが、また改めてご報告をさせてください。これからも、新しい元号になっても、愛猫ポチ実のことをどうぞよろしくお願いします。

平成31年4月1日 山田稔明


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