コムアイのインスタグラム(kom_i_jp) - 3月28日 04時05分
My new pieces will be out in ONE WEEK!
あと一週間で、屋久島と戯れて作っていたものと、ドキュメンタリーが出ます。
EPもMVも、肩の力入れてやってたわけじゃないのに、急にすごいのが生まれてしまって、いま手の上で光を放つ赤子を、どう扱ったらいいか、と途方に暮れている。
鎌谷さんとタイチさんと何かを作りたいっていうのは、5年越しの夢だったんだけど、こんなに愉快なものになるとは思わなかった。
たくさん栄養もらった屋久島のことたくさん伝えたいけど
今日は苔から見た屋久島について
①しゃがむ、のぞきこむ、みあげる!
ジオラマを覗いたらそこに暮らしている気持ちになるように、苔も、じっと寄って鑑賞をすれば、IMAXのスクリーンのように目の前に、どん、と宇宙を広げてあなたを取り込む。頬に触れるとパンっと水を弾いて押し返す。小さな惑星、森に見える苔。東京に帰ったら逆に、ツタやスギが大きな苔に見えた。
②杉と苔
森を歩いていると、いろんな種類の苔がパッチワークになっているのがわかる。でも杉だけは、ヒロハヒノキゴケという一種類の苔しかついていなかったりする。すべての生き物が、生まれては他のものに食べられを繰り返すこの森で、スギだけは腐らない。何千年も生きて、江戸時代に倒れた杉も、きれいに残っていたりする。抗菌作用が強すぎてまわりに寄り付かない植物もいる。屋久杉は、やさしいおじいさんより、孤独に生きる不老不死のガラスの少年って感じかなあ。
③土が薄い
屋久島の森はこんなに豊かなのに、土の層が薄い。本州で私たちが感じている土の厚さに比べて全然薄い。薩摩硫黄島の噴火をかぶって、ほぼ全滅したことがある屋久島は、雨を受けて苔を蓄え、苔がふにゃふにゃになって重なって土になり、動植物が戻ってきたという、変わった場所だ。トゲがある植物も多くて、豊かで包み込む自然っていうより、厳しい自然でも生き残ってきた、ていう印象。
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2019/3/28