アクタスのインスタグラム(actus_press) - 3月25日 20時35分
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「ヴィンテージ・セブンチェア」
福岡店で開催中の「DANISH VINTAGE FESTA」で販売中のアイテムをご紹介。
こちらは1966年製のアーリーモデル、ラッカー塗装のセブンチェア。
1955年に発表されたセブンチェアは、1952年に発表されたアントチェアの後継デザインとして発表されました。
アントチェアにより、背と座の三次元の一体成型技術を「FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)社」と確立したデザイナーの「ARNE・JACOBSEN(アルネ・ヤコブセン)」は、このセブンチェアで更にその技術を進化をさせます。
大きな違いはくびれ部分。
アントチェアのくびれ部分がフラットなのに対し、セブンチェアのくびれは、実はすこーし内側に丸く湾曲しています。
じつは、この湾曲は強度を改善するだけではなく、セブンチェア独特の“深いしなり”を実現し、また、成型合板の椅子でありながらも包み込むようなすわり心地を実現するのです。
セブンチェアの開発においては、この“三次元のくびれ”がもっとも難しく、このくびれに実に3年間の時間を要したようです。
そんなデザイナーのこだわりと、それに応えようとするメーカー側の努力の数々により、今日の様々な美しい家具が誕生したのですね。
今回販売するセブンチェアは、座面の裏の製造ナンバーがアーリーモデルの証。フリッツ・ハンセン社のロゴも、現在とは異なります。そして実は座面の足の取り付け金具も現在と違います。
ぜひ福岡店で、レアなセブンチェアをご覧ください!
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2019/3/25