これからの季節は梅干しを干したりするのにも大活躍する二重竹ざる(ふたえばら)は直径60センチというゆったりサイズ。昔からの農家では干し野菜づくりをはじめ色々な用途に使ってきた定番の道具のひとつです。 . 特にこの、ふたえばらと呼ばれる竹ザルは網代編みの裏側を六ツ目編みで補強しており耐久性抜群なのが特徴です。竹表皮を剥いで竹ヒゴ取りされた最初は白っぽい色をした竹ヒゴも時間の経過と共に色合いが変わってきます。 . 数十年使っていると渋い感じに変化するのは竹のたまらない魅力のひとつです。ところで、高知の古老の職人は網代編みされた竹ざるの事を「サツマ」と呼びます。しかし、どうして「サツマ」と言うのかは誰ひとり知っている人はないのです。 . 「父が、祖父がそう呼んでいたから。」 . 皆一応にそう話ますが、きっとこれは「サツマ」=「薩摩」に違いありません。この網代編みの技術は九州から黒潮の流れにのってやって来たのか?そこまでは分かりませんが鹿児島の竹編み職人が技を伝えたのだと確信しています。 . たとえば時代はさかのぼって戦国時代。種子島に伝わった火縄銃がそれまでの武士の戦を一変させます。武将達が見た事もなかった最新式の武器の名前は「タネガシマ」でした。 . この大きな美しい竹ざるに、伝わってきた遠い国の名前が付いて土佐国中に広がったのは自然な成り行きだったと思います。 . #竹虎 #火縄銃 #山岸竹材店 #竹虎四代目 #TAKETORA #戦国時代 #竹製品 #竹細工 #竹工芸 #竹 #bamboo #虎竹 #真竹 #青竹 #白竹 #淡竹 #孟宗竹 #サツマ #薩摩 #鹿児島 #竹ざる #笊 #ザル #籠 #竹籠 #網代編み #土用干し #梅干し用 #タネガシマ

taketora1894さん(@taketora1894)が投稿した動画 -

竹虎のインスタグラム(taketora1894) - 3月8日 21時14分


これからの季節は梅干しを干したりするのにも大活躍する二重竹ざる(ふたえばら)は直径60センチというゆったりサイズ。昔からの農家では干し野菜づくりをはじめ色々な用途に使ってきた定番の道具のひとつです。
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特にこの、ふたえばらと呼ばれる竹ザルは網代編みの裏側を六ツ目編みで補強しており耐久性抜群なのが特徴です。竹表皮を剥いで竹ヒゴ取りされた最初は白っぽい色をした竹ヒゴも時間の経過と共に色合いが変わってきます。
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数十年使っていると渋い感じに変化するのは竹のたまらない魅力のひとつです。ところで、高知の古老の職人は網代編みされた竹ざるの事を「サツマ」と呼びます。しかし、どうして「サツマ」と言うのかは誰ひとり知っている人はないのです。
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「父が、祖父がそう呼んでいたから。」
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皆一応にそう話ますが、きっとこれは「サツマ」=「薩摩」に違いありません。この網代編みの技術は九州から黒潮の流れにのってやって来たのか?そこまでは分かりませんが鹿児島の竹編み職人が技を伝えたのだと確信しています。
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たとえば時代はさかのぼって戦国時代。種子島に伝わった火縄銃がそれまでの武士の戦を一変させます。武将達が見た事もなかった最新式の武器の名前は「タネガシマ」でした。
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この大きな美しい竹ざるに、伝わってきた遠い国の名前が付いて土佐国中に広がったのは自然な成り行きだったと思います。
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#竹虎 #火縄銃 #山岸竹材店 #竹虎四代目 #TAKETORA #戦国時代 #竹製品 #竹細工 #竹工芸 #竹 #bamboo #虎竹 #真竹 #青竹 #白竹 #淡竹 #孟宗竹 #サツマ #薩摩 #鹿児島 #竹ざる #笊 #ザル #籠 #竹籠 #網代編み #土用干し #梅干し用 #タネガシマ


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2019/3/8

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