Ducati Japanのインスタグラム(ducatijapan) - 2月25日 19時12分

【大阪＆東京MCS 展示車両紹介/01】
「パニガーレV4R／V4S」の見所
・スーパーバイク選手権を戦うベースマシン／V4R
・V4R／V4Sで異なるエンジン(見えないのですが……)
・ウイング装着だけじゃないV4R／V4Sのスタイリングの違い
昨年のEICMAで発表したドゥカティの新世代スーパーバイク「パニガーレV4R」。一昨年に発表したドゥカティ初のV4エンジンを搭載した「パニガーレV4S」と基本理念や基本骨格は共通ながら、「パニガーレV4R」はよりサーキットにおける高いパフォーマンスを追求しました。
エンジンはV4Sの1,103ccから、V4Rは998ccに。V4Rはチタン製のコンロッドや吸気側の大径バルブをあらたに採用。ピストンやクランクシャフト、カムシャフトなどもV4R専用に開発したパーツを使用しています。それらの変更とセットアップによりV4Rの最高出力221hpを発揮。エンジン回転の上限も16,500回転の高回転を実現しました。しかもこの状態で排出ガス規制／ユーロ4をクリアするとともに、他のドゥカティモデルと同じく24ヶ月保証と、デスモサービス(バルブクリアランス点検調整)24,000kmを実現しています。
またV4RとV4Sのカウルデザインは、似ているようで違っています。エンジンから前方に伸びる革新的なフロントフレームを見せながら、フロントカウルとタンクをブリッジで繋ぐ「デュアルレイヤー・フェアリング」コンセプトは共通ながら、V4Rはサーキットでのより高いウインドプロテクション効果を得るためにフロントカウルやシールドを大型化。またカウル側面を片側で38mmワイド化しています。それによって高速域での空力特性を高めているのです。ちなみにV4Rのウイングは、270km/hでフロント荷重を約30kg増やすことができます。
「パニガーレV4R／V4S」は大阪および東京会場に展示します。
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