麻尋えりかのインスタグラム(mahiroerika) - 2月24日 22時46分

【ベルサイユのばら45】
大阪公演千秋楽を終えました。
沢山のお客様に見守っていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
約3ヶ月、宝塚の世界に浸ることができた幸せな日々でした。
憧れて入った世界は、出演者だけでなく、その場にいらっしゃる全ての方に幸せを運んでくれる素晴らしい世界でした。
そんな素晴らしい世界で、また宝塚OGとしてまた舞台に立てた事、誇りに思います。
客席にいらっしゃる全てのお客様に夢をお届けする先輩方のお背中を見て
時代を作ってこられた方々の力強さを感じました。
先輩方がいてくださったからこそ、私達もこうして舞台に立ち続ける事ができるのだと思います。
舞台で放たれるオーラに、ただただ感動しておりました。
これからまた違う作品で宝塚とは違う現場に行っても、学ばせていただいた宝塚の誇りを忘れる事なく
一つ一つの舞台でしっかりと生きられるよう、これからも精進していきたいです。
プロローグで緞帳があいた瞬間のお客様の息遣いは、とても胸高まるものでした。
私がお稽古場で初めて序曲の鐘の音を聞いた瞬間、懐かしさで胸が熱くなりました。きっとお客様も、同じ気持ちだったのではないでしょうか。
鐘の音で一瞬でタイムスリップしたような感覚。
ベルサイユのばらは、本当に素晴らしい作品です。
おひとりおひとりの思い出の中で、これからもずっと生き続ける作品だと思います。
あたたかいお客様に見守っていただき
尊敬する先輩方がバトンを繋げてくださり
支えてくださる先生方がいてくださり
陰で助けてくださるスタッフさんがいてくださり
オーケストラの方々の演奏に身を委ねる
みんなで作り上げた舞台です。
男役に戻るには時間がかかりましたが
また皆さんと青春を味わう事ができて、たくさん汗かいてたくさん笑って
昔に戻ったようで楽しかったです。
私個人の感想ですが
またベルサイユのばらで小公子をさせていただけて、幸せでした。
大好きな役でした。
きのこちゃん頭も、白タイツも、13年前はプレッシャーの方が大きかったのに...今はとっても楽しくて、みんなとプロローグを飾る事ができる喜びでいっぱいでした。
懐かしいセリフもそのまま。
音楽もそのまま。
本当に楽しかったです。
民衆役では、お芝居ではオスカル様が民衆に寄り添ってくれる瞬間、嬉しくて泣きそうになっていました。
千秋楽「シトワイヤン、行こう！」と言い紗幕があいた瞬間、思わず涙が出てしまって
鼻をすする音がマイクで拾ってしまうのではないかと焦りました。
フィナーレでは、これぞ男役！という薔薇のタンゴも踊る事ができ
お稽古場では毎日筋肉痛でしたが（本番でも休み明けは少し筋肉痛でした）掛け声をかけながら心を一つにして踊る事ができる男役の喜び！本当に幸せでした。
そして変わらず応援してくださるお客様。
たくさんお手紙をいただいて
「懐かしかった」「男役を見て涙が出た」「昔より自然な気がする（！）」「月日が経って、また違う麻尋が見られた」と心温まるお言葉をたくさんいただきました。
SNSが普及する中、手書きのお手紙は嬉しいものですね。
「字が変わってな〜い♡」とら思いながら、私も懐かしく思い出し全て読ませていただきました。
本当にありがとうございます！
楽しかった、と何度書いても伝わらない位楽しかったです。
そして幸せでした。
こんなにも終わりが寂しい舞台があるなんて。
またいつか、みなさんとお会いする事ができますように。
舞台でご一緒できますように。
辞めない限り夢は叶う。
そう信じて、これからもっともっと精進して参ります。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
ベルサイユのばらは...不滅です?✨

[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め！「UVシールド」を購入する