下野由貴のインスタグラム(shimono_0402) - 2月3日 22時06分
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観劇の感想、連投してすいません。
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2019.1.4
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『オン・ユア・フィート!』 歌姫グロリア・エステファンの半生を描いたミュージカル。歌が好きなグロリアは、ベトナム戦争への従軍で身体が不自由になった父の看病と、妹の世話をしながら暮らしていましたが、内向的な性格で音楽の才能を発揮できずにいました。そこで、グロリアの祖母コンスエロが地元のバンド、マイアミ・ラテン・ボーイズのプロデューサー、後にグロリアの旦那となるエミリオと引き合わせます。エミリオは、グロリアに音楽の才能を見出し、グロリアはスターの階段を駆け上がっていくという物語です。
彼女の歌や、当時の世の中の様子をもっと知っていたら、更に楽しめたかなと思いましたが、全体を通して、ノリのいいナンバーが多く、ライブとミュージカルとが合わさったような、一緒に楽しめる場面が沢山あるミュージカルでした。
朝夏まなとさん演じるグロリアは歌っている時の瞳が本当に輝いていて、歌を心から愛している様子が伝わってきました。
特に印象に残っているシーンが2つあって、グロリアがエミリオの前で初めて歌った後、グロリアの歌声を聞いていた一路真輝さん演じるグロリアの母が、帰ってきて父に話しかけるシーンがあるんですけど、そこでグロリアの歌声について「上手だった」ってすごく優しい声で言うんです。娘への愛情が溢れていて素敵な親子愛が描かれていました。2つ目はグロリアが事故により怪我をしてしまうんですが、リハビリにより回復してきたものの、ステージに立つことをグロリアは拒みます。そこで、ファンから届いた手紙をグロリアに見せるシーンがあるのですが、壁一面にファンレターが貼ってあり、そしてファンがグロリアへの想いを歌う、ファンからの声援がグロリアの力になっていることが伝わってくるシーンで、共感する部分もありましたし、ファンの熱い想いが伝わってくるシーンでした。
観終わった後、この作品のタイトルを考えると、グッと勇気が湧いてくるような、熱い気持ちとパワーをグロリア達からもらえるミュージカルでした。
#観劇記録 #オンユアフィート #博多座
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2019/2/3