・ ・ ・ 2018.11.21 ・ 『あらしのよるに』 博多座で行われた「十一月花形歌舞伎『あらしのよるに』」は、もともと、きむらゆういち作の絵本が原作です。私も小さい頃に読んだことがあり、シリーズ化されたり、アニメ化されたり、皆さんにとってもお馴染みのストーリーだと思います。その作品が今度は歌舞伎で舞台化。新作歌舞伎『あらしのよるに』は、2015年京都、四條南座「九月花形歌舞伎」が初演で、今回はその再演でした。 狼のがぶと山羊のめいはお互いの外見が分からない嵐の夜に出会い、意気投合。「あらしのよるに」を合言葉にまた出会う約束をします。本来なら食べる食べられる関係ですが、それを乗り越え、育まれていくがぶとめいの絆にとても感動しました。中村獅童さん演じるがぶは“食べたい…でも友達…でも食べたい”と迷ってる動作がコミカルで、がぶの優しい部分やめいを守るかっこいい姿にも魅了されます。尾上松也さん演じるめいは動きがひたすら可愛くて、守ってあげたいという気持ちにさせてくれます。がぶを信じ続ける姿も健気で、2匹の関係性がどんどん深まっていくにつれて嬉しくなったり切なくなったり、とても心あたたまる作品でした。 また、ツケの音が動物たちの駆けまわる足音のように使われていたり、満月の下、暗闇の中での探り合いにはだんまりという手法が使われていました。歌舞伎ならではの荒々しさと繊細さはまるで狼と山羊のようで、歌舞伎ならではの手法がより作品の世界観を作り上げていました。 私は歌舞伎はまだまだ勉強中ですが、もともと知っているストーリーだったのでとても入り込みやすく、客席を巡るアドリブパートや義太夫との掛け合いなど、笑える部分もたくさんありました。この作品を観劇し、歌舞伎の迫力あるかっこよさや芯のある美しさに心惹かれ、歌舞伎についてもっと知りたくなりました。また、歌舞伎の世界で、がぶとめいに会えたらいいな。 #観劇記録 #歌舞伎 #新作歌舞伎 #あらしのよるに #博多座 #十一月花形歌舞伎

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下野由貴のインスタグラム(shimono_0402) - 2月2日 22時11分





2018.11.21

『あらしのよるに』
博多座で行われた「十一月花形歌舞伎『あらしのよるに』」は、もともと、きむらゆういち作の絵本が原作です。私も小さい頃に読んだことがあり、シリーズ化されたり、アニメ化されたり、皆さんにとってもお馴染みのストーリーだと思います。その作品が今度は歌舞伎で舞台化。新作歌舞伎『あらしのよるに』は、2015年京都、四條南座「九月花形歌舞伎」が初演で、今回はその再演でした。
狼のがぶと山羊のめいはお互いの外見が分からない嵐の夜に出会い、意気投合。「あらしのよるに」を合言葉にまた出会う約束をします。本来なら食べる食べられる関係ですが、それを乗り越え、育まれていくがぶとめいの絆にとても感動しました。中村獅童さん演じるがぶは“食べたい…でも友達…でも食べたい”と迷ってる動作がコミカルで、がぶの優しい部分やめいを守るかっこいい姿にも魅了されます。尾上松也さん演じるめいは動きがひたすら可愛くて、守ってあげたいという気持ちにさせてくれます。がぶを信じ続ける姿も健気で、2匹の関係性がどんどん深まっていくにつれて嬉しくなったり切なくなったり、とても心あたたまる作品でした。
また、ツケの音が動物たちの駆けまわる足音のように使われていたり、満月の下、暗闇の中での探り合いにはだんまりという手法が使われていました。歌舞伎ならではの荒々しさと繊細さはまるで狼と山羊のようで、歌舞伎ならではの手法がより作品の世界観を作り上げていました。
私は歌舞伎はまだまだ勉強中ですが、もともと知っているストーリーだったのでとても入り込みやすく、客席を巡るアドリブパートや義太夫との掛け合いなど、笑える部分もたくさんありました。この作品を観劇し、歌舞伎の迫力あるかっこよさや芯のある美しさに心惹かれ、歌舞伎についてもっと知りたくなりました。また、歌舞伎の世界で、がぶとめいに会えたらいいな。
#観劇記録 #歌舞伎 #新作歌舞伎 #あらしのよるに #博多座 #十一月花形歌舞伎


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