杉本彩さんのインスタグラム写真 - (杉本彩Instagram)「* * 1月23日 アントニオが天国に旅立ちました。  18歳でした。  アントニオは18年前、生後3ヶ月くらいで私のところにやってきました。  ご近所の方がお庭で保護された子でした。  後ろ脚に障がいがあり、人間が怖くて、少しでも近づこうものなら  ひどいパニックを起こしました。  障がいがあるので、逃げる時はあちこちに体をぶつけるので  見ているほうが怖くなるくらいでした。  保護したものの、お手上げ状態だったご近所の方に代わり  私が引き受けることになりました。  大変なプレッシャーを感じながらも、私が引受けるしかないと覚悟したものです。  一つ救われたのは、人間は大の苦手だけど、猫に対してはどの猫にも  すぐに心を許すことでした。  見守るように距離を保ちながらお世話を続けているうちに  いつしか私だけは近づけるようになり  時間をかけながら、少しずつ信頼関係を築いていきました。  成猫になった頃には、すっかり人が平気になり  心から安堵したものです。  その頃の私は、エルザという愛猫を納得いかない形で亡くして間もない頃でした。  まだまだその心に重くのしかかる苦しい思いが消えず  いわゆるペットロスに陥っていました。  それを救ってくれたのがアントニオでした。  なぜなら、アントニオとの暮らしは波乱な始まりでしたから  落ち込み続けることを許さない状況だったのだと思います。  一生懸命向き合っているうちに心の距離が縮まり  そこで感じた安堵や喜びが、気づけば私の心を和らげていました。  アントニオとはそんな沢山の思い出があり  深い縁のある特別な存在でした。  こうやって始まりを思い出すと、18年のこの年月が本当に感慨深く  感謝と愛しさで胸がいっぱいになります。  ここ最近は、ぐんと老いた様子が見て取れましたから  いつお別れがきてもおかしくないと  心のどこかで、常にそんな思いがよぎってはいました。  だから、私の心の中にはいつも「後悔のないように」という  思いがありました。  けれど、どれだけそういう思いで日々を送っていても  もっとこうしていれば、まだ一年長く一緒にいれのではないか、、、 そんな思いが一時心を占めるのが、人間の弱さなのかもしれません。  最後は自分にいろんなことを問いかけ、言い聞かせながら  心穏やかにお別れができるよう努めました。  亡くなる4日前までは、ふらつく脚で体を一生懸命支えながら  自力でトイレにも行っていました。  後半は、トイレに行こうとする様子を見せると、体をサポートしてあげることが必要になりましたが、  その精神力は本当に立派で感動的でした。  そこから徐々にオムツが必要になり、食事ができなくなり  加速する老衰を目の当たりにして  どうか穏やかで苦痛のない最期を迎えられますようにと  祈り続けるしかありませんでした。  体調を崩してから8日間、、、 寝たきりになってからの4日間は  3時間おきに寝返りをさせ、毎日私の隣で一緒に眠りました。  そして8日目の朝5時、隣にいるアントニオの様子を見ると  すでに息はなく、静かに天国に旅立っていました。  おそらく、3時半から5時の間に息を引き取ったものと思われます。  まだ温かいアントニオの体を、私は静かに優しく抱きしめました。  この8日間は、数日関西での仕事があっただけで  ずっと京都の自宅で、そばにいることができました。  アントニオは最後まで、カッコよくて、優しくて、本当にいい子でした。  この日を選んで旅立ったのも、私への優しさからなのかもしれません。  一昨日、29日は初七日でした。  毎日毎日、アントニオのことを思い出しています。  他の猫たちも急に元気が無くなって、いつも一緒にくっついて寝ていた  ベティとこたろうが、ずっと別々に寝ています。  三匹が仲良しだったというより  ベティとこたろうが、アントニオに寄り添っていたのだということが  初めてわかりました。  猫たちにとっても、一番長老のアントニオは  とても大きな存在だったようです。  アントニオと出会って18年、ともに過ごすことができたことは  私にとってかけがえのない素晴らしい人生の宝物です。  今は天国で、かつて一緒に仲良く暮らしていた猫たちが  優しくアントニオを迎えてくれていると思います。  #お別れ #レクイエム #アントニオ #愛猫 #愛と感謝」1月31日 15時11分 - sugimoto_aya0719

杉本彩のインスタグラム(sugimoto_aya0719) - 1月31日 15時11分


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1月23日 アントニオが天国に旅立ちました。

18歳でした。

アントニオは18年前、生後3ヶ月くらいで私のところにやってきました。

ご近所の方がお庭で保護された子でした。

後ろ脚に障がいがあり、人間が怖くて、少しでも近づこうものなら

ひどいパニックを起こしました。

障がいがあるので、逃げる時はあちこちに体をぶつけるので

見ているほうが怖くなるくらいでした。

保護したものの、お手上げ状態だったご近所の方に代わり

私が引き受けることになりました。

大変なプレッシャーを感じながらも、私が引受けるしかないと覚悟したものです。

一つ救われたのは、人間は大の苦手だけど、猫に対してはどの猫にも

すぐに心を許すことでした。

見守るように距離を保ちながらお世話を続けているうちに

いつしか私だけは近づけるようになり

時間をかけながら、少しずつ信頼関係を築いていきました。

成猫になった頃には、すっかり人が平気になり

心から安堵したものです。

その頃の私は、エルザという愛猫を納得いかない形で亡くして間もない頃でした。

まだまだその心に重くのしかかる苦しい思いが消えず

いわゆるペットロスに陥っていました。

それを救ってくれたのがアントニオでした。

なぜなら、アントニオとの暮らしは波乱な始まりでしたから

落ち込み続けることを許さない状況だったのだと思います。

一生懸命向き合っているうちに心の距離が縮まり

そこで感じた安堵や喜びが、気づけば私の心を和らげていました。

アントニオとはそんな沢山の思い出があり

深い縁のある特別な存在でした。

こうやって始まりを思い出すと、18年のこの年月が本当に感慨深く

感謝と愛しさで胸がいっぱいになります。

ここ最近は、ぐんと老いた様子が見て取れましたから

いつお別れがきてもおかしくないと

心のどこかで、常にそんな思いがよぎってはいました。

だから、私の心の中にはいつも「後悔のないように」という

思いがありました。

けれど、どれだけそういう思いで日々を送っていても

もっとこうしていれば、まだ一年長く一緒にいれのではないか、、、 そんな思いが一時心を占めるのが、人間の弱さなのかもしれません。

最後は自分にいろんなことを問いかけ、言い聞かせながら

心穏やかにお別れができるよう努めました。

亡くなる4日前までは、ふらつく脚で体を一生懸命支えながら

自力でトイレにも行っていました。

後半は、トイレに行こうとする様子を見せると、体をサポートしてあげることが必要になりましたが、

その精神力は本当に立派で感動的でした。

そこから徐々にオムツが必要になり、食事ができなくなり

加速する老衰を目の当たりにして

どうか穏やかで苦痛のない最期を迎えられますようにと

祈り続けるしかありませんでした。

体調を崩してから8日間、、、 寝たきりになってからの4日間は

3時間おきに寝返りをさせ、毎日私の隣で一緒に眠りました。

そして8日目の朝5時、隣にいるアントニオの様子を見ると

すでに息はなく、静かに天国に旅立っていました。

おそらく、3時半から5時の間に息を引き取ったものと思われます。

まだ温かいアントニオの体を、私は静かに優しく抱きしめました。

この8日間は、数日関西での仕事があっただけで

ずっと京都の自宅で、そばにいることができました。

アントニオは最後まで、カッコよくて、優しくて、本当にいい子でした。

この日を選んで旅立ったのも、私への優しさからなのかもしれません。

一昨日、29日は初七日でした。

毎日毎日、アントニオのことを思い出しています。

他の猫たちも急に元気が無くなって、いつも一緒にくっついて寝ていた

ベティとこたろうが、ずっと別々に寝ています。

三匹が仲良しだったというより

ベティとこたろうが、アントニオに寄り添っていたのだということが

初めてわかりました。

猫たちにとっても、一番長老のアントニオは

とても大きな存在だったようです。

アントニオと出会って18年、ともに過ごすことができたことは

私にとってかけがえのない素晴らしい人生の宝物です。

今は天国で、かつて一緒に仲良く暮らしていた猫たちが

優しくアントニオを迎えてくれていると思います。

#お別れ
#レクイエム
#アントニオ
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2019/1/31

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