SHIORIさんのインスタグラム写真 - (SHIORIInstagram)「こんなにも発売を楽しみにしていた本が過去にあったかな。一年と少し前に、友人のあっこさんこと、川村明子さん @mlleakiko のフランスでの暮らしにまつわる本が出版されると聞いて、その制作過程の報告を受けながら発売を心待ちにしていた。  でも、いざ年末に本が届いたら慌ただしい時間の中で読むのは気がひけて、タイミングを見計らい、少しずつ大切に、ようやく読み終えた。  出会って数年、私がパリに行くたびに食事を共にする。正確には、あっこさんが取材先のリサーチ(レストランやカフェの下見)に行くから一緒にどう?と滞在期間中よく誘い出してくれる。  リサーチは数件ハシゴするこも珍しくなく、たとえお腹がいっぱいになってもあっこさんは絶対に完食する。料理人や店そのものへのリスペクト、読者への愛、クライアントへの配慮、全方位における責任の持ちようが半端ではない。  リサーチを兼ねた、とはいえプライベートで和やかな食事ですら、会話やふるまいの節々から漏れ伝わって来るそのスタンスから、実際の取材はこんなもんじゃないんだろうな、と思う。決してブレない姿勢を目の当たりにするたび、刺激を受けるとともに、同行させてもらえる喜びを噛み締めている。  そこに根っからの食いしん坊のあっこさんの洞察力、経験、文章力が加わるもんだから、わたしはあっこさんが発信してくれる情報(☞フィガロ.jp『パリの街歩き、おいしい寄り道』・朝日新聞デジタル&w『パリの外国ごはん』)に全幅の信頼を寄せているし、パリを訪れる人には必ずおすすめする。  そんなあっこさんが20年パリに暮らす理由を紐解いた『日曜日はプーレ・ロティ』は、どこまでも実直なあっこさんの どこまでも食いしん坊な姿がよく伝わる あっこさんらしい本だった。  同時に、うまく言葉では言い表せないけど、この数年、わたしが追い求めていたものに近づくヒントをくれた気がする。 ”大好きな人を喜ばせたい” 相手を想う圧倒的な気持ち優先で料理をはじめた当時のわたしは、素材へのこだわり、選ぶ力、 生産者への配慮など、圧倒的に欠けていた。  美味しい素材を使えば美味しくなるのは当たり前だし、素材ありきではなく、どこでも、誰でも、手に入る食材で、みんながおいしく作れること、こだわりを持たないことが最大のこだわりであった。  当時の自分の心には何の迷いもなく 全力疾走で、だからこそ成し得た事もあった。 それでよかったと心から思っている。  でも時を経て、 わたしはこのままでいいのかな、 という思いは膨らんだ。 そんなタイミングで出会ったあっこさんはわたしの暮らしへの価値観に変化を与えてくれたひとりだ。  フランスでのちょっと不便な暮らしの中で、いつしか便利でないことの楽しみを覚え、そこに潜む豊かさを知ったというあっこさんの暮らしは、日本にいながらも真似出来る事がありそうです。  フランスが好きな人も、そうでない人も、ぜひ、読んで欲しい一冊です。 わたしはプレゼントに送りたい友人の顔が数人浮かびました。  マヨネーズ、作りたくなりますよ🥚  #日曜日はプーレロティ」1月6日 15時55分 - shiorikaregohan

SHIORIのインスタグラム(shiorikaregohan) - 1月6日 15時55分


こんなにも発売を楽しみにしていた本が過去にあったかな。一年と少し前に、友人のあっこさんこと、川村明子さん @mlleakiko のフランスでの暮らしにまつわる本が出版されると聞いて、その制作過程の報告を受けながら発売を心待ちにしていた。

でも、いざ年末に本が届いたら慌ただしい時間の中で読むのは気がひけて、タイミングを見計らい、少しずつ大切に、ようやく読み終えた。

出会って数年、私がパリに行くたびに食事を共にする。正確には、あっこさんが取材先のリサーチ(レストランやカフェの下見)に行くから一緒にどう?と滞在期間中よく誘い出してくれる。

リサーチは数件ハシゴするこも珍しくなく、たとえお腹がいっぱいになってもあっこさんは絶対に完食する。料理人や店そのものへのリスペクト、読者への愛、クライアントへの配慮、全方位における責任の持ちようが半端ではない。

リサーチを兼ねた、とはいえプライベートで和やかな食事ですら、会話やふるまいの節々から漏れ伝わって来るそのスタンスから、実際の取材はこんなもんじゃないんだろうな、と思う。決してブレない姿勢を目の当たりにするたび、刺激を受けるとともに、同行させてもらえる喜びを噛み締めている。

そこに根っからの食いしん坊のあっこさんの洞察力、経験、文章力が加わるもんだから、わたしはあっこさんが発信してくれる情報(☞フィガロ.jp『パリの街歩き、おいしい寄り道』・朝日新聞デジタル&w『パリの外国ごはん』)に全幅の信頼を寄せているし、パリを訪れる人には必ずおすすめする。

そんなあっこさんが20年パリに暮らす理由を紐解いた『日曜日はプーレ・ロティ』は、どこまでも実直なあっこさんの
どこまでも食いしん坊な姿がよく伝わる
あっこさんらしい本だった。

同時に、うまく言葉では言い表せないけど、この数年、わたしが追い求めていたものに近づくヒントをくれた気がする。 ”大好きな人を喜ばせたい”
相手を想う圧倒的な気持ち優先で料理をはじめた当時のわたしは、素材へのこだわり、選ぶ力、 生産者への配慮など、圧倒的に欠けていた。

美味しい素材を使えば美味しくなるのは当たり前だし、素材ありきではなく、どこでも、誰でも、手に入る食材で、みんながおいしく作れること、こだわりを持たないことが最大のこだわりであった。

当時の自分の心には何の迷いもなく
全力疾走で、だからこそ成し得た事もあった。
それでよかったと心から思っている。

でも時を経て、
わたしはこのままでいいのかな、
という思いは膨らんだ。
そんなタイミングで出会ったあっこさんはわたしの暮らしへの価値観に変化を与えてくれたひとりだ。

フランスでのちょっと不便な暮らしの中で、いつしか便利でないことの楽しみを覚え、そこに潜む豊かさを知ったというあっこさんの暮らしは、日本にいながらも真似出来る事がありそうです。

フランスが好きな人も、そうでない人も、ぜひ、読んで欲しい一冊です。
わたしはプレゼントに送りたい友人の顔が数人浮かびました。

マヨネーズ、作りたくなりますよ🥚

#日曜日はプーレロティ


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2019/1/6

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