田辺あゆみのインスタグラム(_ayumitanabe_) - 1月5日 19時48分

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ここに書く必要はないかもしれないけれど、自分の心の整理の為に。
1月3日の朝起きると、共通の友人からのメッセージでJoが交通事故でチェンマイで亡くなったことを知る。
Joは性別が違うこととか、歳が10個も下なこととか、そんなことを全く感じさせないめずらしい大切な友人だった。
Joと会うときは大抵わたしが飲みに出かけたいときで、Joは大概他のタイ人の友達と既に飲んでいるのだけど、いつだってそこにおいでと言ってくれた。
そしてわたしが孤立しないように輪の中に入れてくれようとした。
わたしより酔っ払うこともなく、必ず家まで送り届けてくれた。
常に気遣って面倒を見てくれる、お兄ちゃんのような人だった。
Joとの想い出はほとんどは夜遊びだけど、たまに2人で会うと真面目な話もした。
お互いの仕事のこと、これからのビジョン、Joの恋愛事情など。
わたしがタイで骨折をしたときも、これなら身体にいいから大丈夫と言って、ヘルシーなおやつを持ってお見舞いに来てくれた。
Joはそのとき落ち込んでいて、病室でいろんな話をした。そんなJoを見るのは初めてだった。
前回のバンコク滞在のとき、わたしたちはめずらしく１回しか会わなかった。
入れ替わり立ち代わり、日本から友人らの来客があったのと、仕事も忙しくて疲れが溜まっていて、彼からの夕飯の誘いを断った。
また次来たときにゆっくり会えばいいと思った。
必ず "次" があるとは限らないと、知っているはずだったのに。
わたしはいつもJoに何かをしてもらうばっかりで、わたしは彼に何かを与えることができていたのか。
いつになるかわからないけど、恩返しさせてください。
日本からタイに着いたとき、タイから日本に帰るとき、必ず "See you soon Ami !!" って来ていたメッセージがもう来ないって本当なのかな。
大切な人が旅立つとき、毎回わたしはその人の近くにいなくて、見送ることができない。
だからよくわからないままになる。
それがいいのか悪いのかわからないけど、また会えるって思いながらこれからも生きる。

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