国境なき医師団のインスタグラム(msf_japan) - 12月26日 12時33分

「一緒に家に帰ろう」
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19歳のアリョーナと、29歳のヴァジムは結核患者です。2人は国境なき医師団（MSF）が支援する現地病院で結核の治療を受け、家に帰るところです。思わずヴァジムは、アリョーナの頬にキスをしました。
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一年前、2人は結核患者として入院していた病院で出会いました。アリョーナは両親から結核に感染。父親は結核で亡くなりました。アリョーナは感染により大学を辞めざるを得ませんでした。
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ヴァジムの感染の理由は分かっていません。入院する病棟で「自分は死ぬかもしれない」と覚悟したといいます。
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今、2人は無事に退院し、一緒に暮らしてお互いを支えあっています。治療もこの年末には終わる見通しです。そしてアリョーナは、ネイリストになる、という夢も持てるまでになりました。2人は言います。「決して諦めないで」と。
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家族、友人、子どもたち…。あなたの大切な人は誰ですか。どうぞ愛する人たちと、素敵な年末をお過ごしください。
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来年も皆様にとって良い一年となりますように。
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Photo © Viviane Dalles
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