西荻窪ブランチ のインスタグラム(firststage_contents) - 11月17日 09時00分
東日本大震災や熊本地震などの際、屋外に設置されていた貯湯タンクが倒れる事故が相次ぎました。
それを受けて国民生活センターが実態を調べたところ、約6割の貯湯タンクが、現行基準が定める方法で固定されていないことがわかりました。
いくら建物の耐震性を高めても、貯湯タンクが倒壊や損傷で使えなくなったら通常通りの生活はできません。
それにしても6割って…。^^; 【引き渡し前に、ココも必ず確認しましょう。】 ■現行基準が適用される範囲
電気、ガス、石油の種類を問わず、満水時の質量が15kgを超える全ての給湯器が対象です。
ただし、給湯機能が無い暖房専用機や風呂専用機などの製品や、エコウィルやエネファームなどの発電ユニットは対象外。
貯湯ユニットのみが対象になります。 ■設置説明書
固定する際に用いるアンカーボルトの種類や本数は、設置場所や満水質量、固定部位によって細かく定められています。
そして、その方法は、メーカーが発行する『設置説明書』に記されています。
なのに実際は、
・アンカーボルトを打つ位置が間違っている
・アンカーボルトのサイズが指定されたものと異なる
・地面にじか置きで、ボルト固定されていない
・コンクリートの基礎がアンカーボルトより薄いため、正しく固定できていない
などの設置不良が多発しており、大きな問題になっています。 ■引渡し前に確認しましょう
新居が完成したら、引渡し前に業者立ち合いのもと、施主が検査を行います。(完成検査)
この時、
・設備が正しく作動するか
・床などに傷が無いか
など、どうしても室内に意識を向けがちです。
しかし、給湯設備の設置状況も忘れずに確認してください。
設置説明書が手元に無い場合は、メーカーに問い合わせれば大丈夫です。
説明書を見てもよくわからない場合は、立ち会っている担当者に協力してもらうといいですね。
そして、もし疑問点や不明点があれば、解決するまでメーカーや設置業者に相談しましょう。
そこでもしトラブルになったら、国民生活センターに相談すると良いでしょう。
大容量の貯湯タンクが倒れたら、自宅や家族だけでなく、周囲の建物や近隣の方にまで被害を与える恐れがあります。
そのリスクを減らすため、引き渡しを受ける前に、正しく設置されているか確かめておきましょう。 【編集後記】
■秋の気配
この夏、蛇口から出る水がお湯のように温かい日が続きました。
そのため、貯湯タンクのお湯の使用量が減り、貯湯量を示す目盛りの少なさに驚いたものです。
しかし、徐々に気温が下がってきたせいか、先日から目盛りが一つ増えました。
季節の変化って、いろんなところに現れるものですね。^^ それでは次回をお楽しみに!!(^0^)//~~ #貯湯タンク #家購入 #新築購入 #はじめての家づくり #住まいの設計 #家づくりを楽しむ -------------------------------
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2018/11/17