高崎愛梨のインスタグラム(ai6ai3ai0) - 11月16日 11時37分

2018年11月15日 21:30
大切な大切な愛犬が天国へ逝きました。

15年前、妹とパパが勢いで購入して、いきなり我が家に現れたメスのミニチュアダックスフント。
揚げ物みたいな色をしてたから私が＂コロモ＂て名付けて。今思えばもっとカワイイ名前あっただろって思うけど、案外みんな賛同してくれて採用。

とっても愛らしい顔で、性格もお茶目で懐っこくて、ほんとにほんとに可愛くて、みんなが甘やかした結果…ぶくぶく太ってった。気づけばミニチュアとは言えないほどに。。 お留守番の時間も長かったし、試行錯誤して知恵がついたのかな。ありとあらゆる手を尽くして食べ物をあさっては何度部屋を荒らされたことか。
とにかく食い意地だけはすばらしくて、茹でる前のパスタや生のサツマイモを、歯茎血だらけにしながら食べてたことには驚いた。
本当に犬なの？って思うような行動沢山してきて、もうすっかり妹のような子供のような、高崎家にふさわしい一員になってたね。

風邪を引くことも体調が悪くて病院へ行くことも今まで一度もなくて、ほんとに手のかからないいい子だった。遠出の旅行もドライブの時もいつも一緒だったから思い出がいっぱいだね。

犬も子供も苦手な小心者のコロモさん。
とっても寂しがり屋で甘えん坊なコロモさん。
寒がりでいつも日向ぼっこしてたり、ストーブの前を陣取ってたり、せまーい隙間に入ってきては撫でろ撫でろと言わんばかりに手の下に顔を無理やり当ててきて、、いちいち面白くて愛おしいコロモ。
寝るときは誰かとじゃなきゃ寝れないし、まるで人間の子供みたいにはっきり主張してくる。
怒られてる時は頑固な態度もとるし、たまに死んだふりもするし、ほんといっぱい笑わせてくれた。
具合悪かったり落ち込んでる時も、かならずコロモは側にいて顔や手をペロペロ舐めてくれて、コロモの優しさに救われたこと沢山あったな。

そんなコロモが体調を悪くしたのは1ヶ月前。
そこからは悪くなる一方で、あんなに太ってた体もガリガリになって、食べても嘔吐を繰り返す毎日。
たまたま妹が休職中で、旦那さんも一緒に看病してくれて、毎日病院通って点滴したり色んな餌与えてみたり、寝不足な中すごく大変だったと思う。本当にありがとう。

妹の結婚式でハワイに行ってる間は、主治医の先生が帰ってくるまで生かしておくことが役目だと言ってくれて、ほんとにがんばって待っててくれた。コロモにも先生たちにも心から感謝。ありがとうございました。

そして昨日、私は東京からコロモの面倒をみるために実家に帰った。もう歩くことはできなくて、呼吸も苦しそうで、ただただ横たわってる状態。
でも、コロモはやっぱりコロモだね。
身体は受け付けないはずなのに食欲だけは最後まであって、注射器で餌を流し込むとペロペロ舐めて飲み込んでくれた。
その後3時間ほど経った頃、苦しむ声を上げることもなく、私が添い寝してる隣で息を引き取りました。

最後に会えて側にいられて本当によかった。
でも、、なんで私と二人の時に逝っちゃったの、、私でごめんね。ごめんね。て、言葉も出た。

ただ、冷静になった今はこのタイミングが奇跡としか思えないよ。今日から妹は仕事復帰。今日からパパは地方出張。たまたま帰ってきてる私。
みんながいるうちにと思ったのかな、、苦労かけちゃいけないと思ったのかな、、コロちゃんえらかったよほんとに。最後の最後までいい子だったね。
そういえば 11/15……＂イイコ＂の日に亡くなってる。これもまたキセキじゃん。
本当によくがんばったね。ありがとう。ありがとう。

家族同然のペットを亡くすことは初めてで、ものすごく辛くて悲しくて苦しくて言葉にならない現実だけど、、でも、一緒にいて幸せだったことの方が大きいから。だから今一番強く心から思うのは、私たちの元に来てくれてありがとうということ。

コロモといた時間はずっとずっと死ぬまで忘れない。だからコロモが生きてたことをここにも残しておくね。
ずっとずっと大切な大切な宝物だよ。
ずっとずっと大好きな家族だよ。
やっと苦しみから解放されてよかったね。
私もみんなもそのうち逝くから、寂しがらずに待ってるんだよ。

15年間本当にありがとう。大好き。
コロモ、またね。

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