西野亮廣のインスタグラム(japanesehandsome) - 11月15日 00時41分
はじめに⑥ 『新世界』より
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ボクは25歳になった。 『はねるのトびら』はゴールデンタイムに進出。
まもなく、日本一視聴率をとる番組に成長した。
各局で冠番組もいただいた。 「売れっ子芸人」というヤツだ。 
裏側を知らない人から見ると、絵に描いたようなサクセスストーリーだった
チヤホヤされたし、生活も良くなった。
25歳ではできないような経験をたくさんさせてもらった。
まわりが羨むような状況だったと思う。
だけど、そこは、新世界のボロマンションから見ていた未来じゃなかった。
その山を登れば景色が広がるものだと信じて、誰よりも努力をして登ってみた。
だけど、そこから見えた景色は、タモリさんや、たけしサンや、さんまサン、ダウンタウンさん、ナインティナインさん…といった先輩方の背中だった。
彼らのことをまるで追い抜いていなかったし、一番の問題は、追い抜く気配がなかった。
梶原君とボロボロになって、ようやく辿り着いた先がココ?
やれることは全部やったハズだ。
なんで突き抜けてないんだろう。
どこで道を間違ったんだろう。
世間の皆様は「身の程を知れ」って言うかもしれないけど、芸を生業にする人間として、彼らは当然ライバルだ。
ボクがこの位置に落ち着いてしまうと、ボクのことを信じて応援してくているファンやスタッフに申し訳が立たない。
自分のことを応援してくれている人には、せっかくなら誰よりも大きな夢を見させてやりたい。
そう思うのは間違ってるかな?
それに、身の程に合わせて活動してしまったら、いつまでたっても未来が始まらないじゃないか。
ボクは、「どうして今の自分に、芸能界のトップを走る先輩方を追い抜く気配が備わっていないのか?」を考えてみることにした。
#新世界
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2018/11/15