楪望のインスタグラム(nozomi_yuzuriha_official) - 10月14日 10時15分

鹿児島旅日記、ラストポスト。
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今回、私がなぜ鹿児島に訪れたのか。
一番の目的は「知覧」に行きたかったからです。
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広島出身者としての使命なのか、宿っている魂なのか。
原爆問題をはじめ、戦争について、少しでも忘れたくない、
後世に伝えるお手伝いができたら、昔から思い続けていることです。
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先日亡き祖父の話を思い出していて。
祖父は、1945年8月。
熊本の八代で、戦地へ出発する直前に終戦を迎えたそうです。
知人の中には、知覧の特攻隊に召集された人もいたそうです。
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幼い頃、家族で知覧の地を訪れた記憶はあるのですが、“訪れた”という記憶だけで。
祖父の話ももっともっと、聞いておけば良かった、と日々後悔の念が続いています。
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そんな状況ではありながら、
大人になった今の自分の目で、当時と向き合いたい。
そう思ったのが、今回の鹿児島訪問のきっかけでした。
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出撃前の家族に宛てた手紙や、たった１週間ほどの訓練で当時まだ20歳前後の方々が沖縄までの片道の燃料を積んで知覧から飛び立って行った、生々しい記憶の数々。
そうすることしかなかった当時の事実と、戦争という忌まわしき事態。
どれほどの覚悟と思いで、彼らは飛び立って行ったんだろうと。
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知覧特攻平和会館の周りには、未だ当時使われていたものも遺されています。
弾薬庫や給水塔。
当時の陸軍の飛行学校の正門跡など。
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事実を知れば知るほど、自分が今の平和な世の中で生かされていることに感謝の気持ちでいっぱいになります。
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今、世界は核廃絶の方向に向かって少しずつですが、変わろうとしています。
また、日々テクノロジーが進化し、ロボットやAI、車が空を飛んだり、宇宙旅行だなんて、
近未来的な話も次々と生まれています。
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先を見据えるのは、勿論素晴らしいこと。
革新は喜ばしいことだとは思うけれど、過去を振り返り、今の道や世の中を作ってくださった人々のことを忘れてはならない。
あらためて、そう思いました。
#鹿児島 #知覧 #知覧特攻平和会館 #戦争 #日本

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