古田敬一のインスタグラム(keiichi_furuta0721) - 8月29日 20時59分
『きみどり古田のファッションチェックよしもと新喜劇編』
No.72 よしもと新喜劇 信濃岳夫さん
万物に愛を、男気溢れる皆んなの兄さん、彼に怒られるということ、それは社会的死を意味する、それ程までの人格者
そんな信濃さんは黒のデザイン性のあるトップスに色落ちしたスキニーデニムを合わせ、足元は黒のスニーカーで締めてみせた
そしてこの顔
我、既に完成されたし
と言わんばかりのこの満たされた顔
なにも完成されてはいない
幾通りも別れる道の一番近くの、一番ゴールが近い、一番つまらない道を選んだだけ
とりあえず黒Tに細デニムに黒スニーカーを合わせりゃ、おれは男前だしスタイルも良いから格好良く見えるだろう
何と安直なスタイリングか
だがこれはハンサムがかかりやすい代表的な病
ファッションのことはよく分からない、しかし今までハンサム教育を受け、そこで圧倒的プライドが形成された為、自分によく分からないなんてことがあるのが許せない
自分がダサいなんてこと、そうはハンサムがおろさない
その思考から産まれた、安全圏のみを選び、逃げ惑い、そして行き着いた、分かった風スタイリング
おれ昔結構攻めてたけど、今は色々着てきて結局、黒にデニムに黒やなぁ
嘘である
それしかないだけ
これ即ちどういうことかと言うと
すっごい色々考えた挙句、むちゃくちゃ置きにいってるってこと
将棋の駒を打つ際必ずなる音
置きにいきすぎて、何も聞こえなかった
観客も、解説も、対戦相手も、駒ですらも置かれたことに気付かなかった
それ程、細心の注意を払いながら、全神経を駒に集約し
彼は置いた
そして二手指し
失格負け
自らが駒を置いたことにすら気付かぬ始末
それ程に置きにいっている
だがそれは表面的な話、内訳はこう
彼はこの見た目が故に完璧であると思われがち
なので等身大の自分を世間に晒してはならないと日々尽力している
皆が勝手に作り上げた理想の完璧超人信濃岳夫を演じ切るために
だから誰にも何にも文句を言われないように考えに考えた結果、この様な事態に陥ってしまった
勘違いしないで下さい
彼はそれほど完成された人間ではない
この人白鳥なんです
水面から見る信濃さんはすごく美しいんだけど
水面下では脚をフルスロットルで回転させているんです
あなた方の理想に答えようともがき苦しんでいるんです
このままいけば彼の脚肉が弾けてしまう
今ネフェルピトーがカイトを見つけたら時くらい太ももがパンパンに膨れ上がっているんです
これ以上は彼の脚が耐えられない
皆さん、信濃さんに無茶させないで下さい
もう一度言います、彼は何も完成されてはいない
ちなみに細かい話をすると、もがいているのは白鳥ではなく鴨だそう
なので信濃さんは鴨レベル
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#ありのままの自分を晒すのが恐いか？
#失敗してもいいんだよ
#この世に完璧なんてもの存在しないんだ
#不完全こそ人間の魅力なんだ
#つまずいたっていいじゃないか
#誰もアンタのこと笑わないよ
#完璧って言われ続けてしんどかったよな？
#もう大丈夫これからは自然体でいいんだ
#一歩づつゆっくりで良いから
#不完全な自分と向き合っていこう
#さて何から話そうか
#まずは信濃さんって身体に対して少し顔が大きいですよねってところからほぐしていこうか
#ちなみにこれは一般目線などは一切なく100パーセント僕の感覚で評価しているものです
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2018/8/29
