畠山達也のインスタグラム(hatatatsu) - 8月18日 18時53分

帰省・8。
俺の親父が小さかった頃、家で鷹を飼っていたらしい。太り過ぎて飛べず、ばあちゃんの後ろをトコトコ歩いて散歩していた。ばあちゃんはこの鷹が大好きだったし、鷹もばあちゃんが大好きだった。
ある時、家の近所の旅館に1人の男性が泊まりに来た。その男性はばあちゃんと散歩してる鷹を見つけると興奮した様子で「なんて賢い鷹なんだ！私は鷹匠をやっている者です！2万で譲って下さい！」と言ってきたらしい。
もちろんばあちゃんは断ったがじいさんは2万で勝手に売ってしまった。
ばあちゃんは鷹匠の所に行き、「2万円返すからその子を返して欲しい」と言ったが鷹を返してもらうことは出来なかった。
その晩、ばあちゃんは悲しみに暮れていると「コツコツコツコツ」と玄関をの方から何かを叩く音が聞こえた。
見に行くと、鷹匠から逃げてきた鷹が爪で玄関のガラス戸を突いていたのだ。ばあちゃんは「もう何処にも行かせない」と鷹を泣きながら抱いたらしい。
しかし、じいちゃんはそんな事も御構い無し。速攻鷹匠の所に鷹を連れて行き、再び売った。
ばあちゃんはそんなじいちゃんにとてつもなく腹を立て、仕返しにニシキヘビを捕まえてきて、じいちゃんの枕の下に忍ばせた。蛇嫌いのじいちゃんは寝る時にヘビに驚き、「ぎゃあ！」と飛び跳ね、ばあちゃんの復讐は成功したそうです(^_^;)
ばあちゃん！！あんた俺に嘘ついてねぇか！？それか昔話をいつの間にか自分が体験した話だと思ってる！？

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