土屋太鳳のインスタグラム(taotsuchiya_official) - 8月15日 22時26分

平成最後の８月１５日が
夏らしく終わろうとしてます。
私が出演した作品に
終戦直前の女生徒たちを描く
「日輪の遺産」という映画があるのですが、
この作品は私にとって
ものすごく大きな節目にもなり
根っこにもなってる作品です。

私が演じたスーちゃんという女生徒は
戦時中の教育を信じて育った女の子でした。
そして８月１５日、終わるはずの日に
悲劇を起こしてしまいます。

実は今日、
映画「累- かさね - 」の番宣をきっかけに
あるかたに偶然、
お会いすることが出来たのですが、
まさに「日輪の遺産」のこの日に
大きく関わる役を演じられたかたで、
今日お会いできたことは
もちろん偶然ではあるのだけれど
直接お会いするのは「日輪の遺産」の
クランクアップぶりということもあって、
初心にかえることの大切さを
あらためて感じた日となりました。
誰にお会い出来たのかは
オンエアの時にお伝えしますね。

物語の中で、ある女生徒が
「私たちのような苦しい思いを
他の国の少女たちもしているのですか」
という質問をするのですが、
今、私は、
わかばの時間を生きる時に
その質問を、ふと、思い出すんです。

わかばとスーちゃんは、
そんなに年齢は変わりません。
むしろスーちゃんのほうが年下なのですが
時代が違うだけで
あまりにも違う人生を生きていて…
「日輪の遺産」はフィクションですが
あの質問と同じような思いと一緒に
必死で生き抜いた人、
生き抜こうとした人がいて、
世界が悲しみに溢れた時代があったことを
忘れずに
今を、そして出会う役を、
生きたいと思います。

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