佐藤佐吉のインスタグラム(sakichisato) - 8月9日 17時30分

お盆休みなのか、何人かのお父さんが子供の勉強を見ている。そんな風景に遭遇する度にトラウマのように去年までの我々を思い出し戦慄する。
あるお父さんが息子さんと月の満ち欠けの受験問題を解いている。しかし息子さんはなかなかお父さんの解説が理解できない。当たり前だ。お父さん自身がよくわかってないんだから。
うちは娘を塾に入れるのが普通の受験生より半年ほど遅れたため(そもそも中学受験するつもりが無かった）その範囲を下剋上受験張りに俺が教えてやることにしたのだが、娘が解こうとしていた月の満ち欠けや星座や太陽と地球の関係など全く理解出来ず、参考書やYouTubeの解説で完璧に俺自身が理解できるまで勉強した。
お陰で娘にも教えられるようになり、写真は最難関灘中の問題だが、このレベルの問題に俺自身が挑戦してもそこそこ解けるまでになったが、さっき近くから聞こえてきた問題はさほど難しくなさそうだったのに、全く解けそうになかった。完璧に知識を失っていたのだ。必要なくなった無駄な知識を脳がゴミ箱に入れ空にしたのだろう。
もし本屋に行ってお暇な時があれば一度中学受験の過去問でも立ち読みして見てください。何のために小学生がこんな難しい問題を解かねばならないのか理解に苦しむはずです。

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