村上佳菜子さんのインスタグラム写真 - (村上佳菜子Instagram)「. . . 先日8月3日22:48 私の愛犬、チロルが亡くなりました。 . 後5分早く名古屋に着いていたら最後を見届けること出来たのに。 5分、間に合うことが出来ませんでした。本当に悔しくてなりません。ほんとにごめんねチロル。 . チロルとの出会いは、私が小学校3年生の時でした。初めて海外の遠征に派遣してもらい、これからスケートを本気で頑張り始めるんだ！という時にチロルと出会いました。それから15年5ヶ月。チロルがいたから、どんなに辛い事も乗り越えて来られました。私が辛くて泣いていると、近くに来てくれて涙をいつもペロっと舐めて、泣かないで！頑張って！って慰めてくれていました。試合に行く前、自宅を出る時に、チロルをぎゅーっと抱きしめてから行くといつもいい演技ができて頑張れていたのは、秘密のおまじないでした。そして、チロルはいつも私の事を娘だと思ってくれているみたいで、いつも優しい愛で包んでくれていました。 3ヶ月くらい前ほど、心臓が一時止まってしまい、息を吹き返したのですが、それからずっと体調が悪くて、血液検査の結果がお医者さんがこの結果で生きているのが、不思議だと言うほどに悪かったのに、私が中々仕事で名古屋に帰って来られず、毎日側にいてあげられなかった事もすごく悔しいし、チロルに申し訳ない気持ちでいっぱいです。その中でも、液体栄養剤しか口に出来なかったのに、私が帰って少しずつちぎってあげると固形物も食べてくれたりもしました。ただ、今思うとチロルにとって娘の私に辛いところを見せまいと頑張ってくれていたのかなとも思います。そして、段々と立てなくなって行き、全く固形物が食べられなくなり、2日前に名古屋の家を出る際にまたすぐ帰ってくるからがんばってねって言っていつも通りおでこにキスをして出てきました。そう伝えてお家を出たからなのか、私が帰ってくる日になるまで待ってくれていたかのように名古屋に帰ってきた日に息を引き取りました。チロルがいなくなる事は、心臓が一時止まってしまったあの日から、覚悟できていたはずなのに、やはりどこかでチロルは元に戻る！！って思っていた自分もいたのか、いざいなくなってしまうと、全く受け入れる事が出来ず、涙が止まらず、寝ることができませんでした。そんな中の仕事は、とても苦しくて上手く笑えるか心配だったのですが、チロルはいつも私が笑っているとチロルも嬉しいのか、尻尾を振って私の方にきてチョコンと側に座ってくれていたのを、思い出して気づきました。泣いちゃだめ！笑おう！って。きっとその方がチロルも喜んでくれるな！って。そう思えた時やっぱりチロルはすごいなって思いました。どんな時も、どんな形であっても私を救ってくれる。そう思ったら、チロルも気持ちよく天国に逝ってほしいって思い、やっと前向きな気持ちでチロルを火葬する決心がつきました。そして今日火葬をして頂きました。綺麗なお花で包み、一輪だけチロルのような元気でずっと笑っているようなひまわりを…。そして、食べることが大好きなので大好きなリンゴとチキンスティックを一緒に火葬させて頂きました。やっぱり、最後のお別れは涙が溢れて止まらなかったけれど、お骨になって戻ってきて、一つ一つ拾いあげて行くと、辛いこの3ヶ月間から解放されて今度は、天国で好きなように生きて楽しく過ごせるし、新しい形でチロルは側にいてくれるんだなって思う事が出来、涙は溢れるけど、少しだけ心が前向きになる事が出来ました。でも、やっぱり私にとってかけがえのない宝物で一番大切な子だったのでまだ、完全には乗り越えられていないけど、少しずつ時間をかけて大切に乗り越えて行こうと思います。 . . 心配が止まった時に悲しくて怖くて投稿してしまった私に、たくさんの方から心配の声やチロルに頑張れって声を頂き、本当に救われました。ありがとうございました。そんな皆さまに、身内事ではありますが、チロルが旅だった事をご報告したくて、ここまで長々と書き、投稿させて頂きました。本当にありがとうございました。 . . そして、チロル。これからも世界で一番大切だし、かけがえのない宝物だよ。 . ずっと愛してる。そして、ありがとう。ゆっくり休んでいっぱい食べてね。また会えるのを楽しみにしてるよ。」8月5日 22時02分