槙田紗子のインスタグラム(saco_makita) - 7月8日 13時28分

朗読劇「平成最後の○○」終演。
朗読劇をやることが決まって、酔っ払ったノリで脚本を書くと言って、天馬さんにオファーして、皆んなに告知をしたとき、私は「世界が変わる日」と書きました。平成最後の七夕に、何かが変わる予感がしてた。私の勘は大体当たるから、本当に何かが変わった。世界が変わった。私の中だけにある小さな世界が。自分の作品を見てもらうことは、恐怖でありご褒美だった。
天馬さん、私は天馬さんの言葉に何度も心が震えました。天馬さんの作品を読んでいるとき、消えそうになった。本当にありがとうございます。これからも作品を生み出していく。と心の中で反復しながら、帰り道を歩いていました。
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#Repost @松永天馬 with @get_repost
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#槙田紗子 さん #松永天馬 の朗読劇 #平成最後の○○ 下北沢アンソロップギャラリーにて、でした。松永は「平成最後の旅」槙田さんは「平成最後の一日」という脚本を書き上げ、二人で稽古して本番に臨みました。色んな意味で話題の芥川賞候補作も、どうやら「消費される生」についての話だと聞くではないですか。物語が分散し、解体され、矮小化されるこの時代において僕らは常々大きな物語を探している。宗教も政治も大きな物語を語ってはくれないから、アイドルやバンドや、事件や災害、時代なるものに仮託して物語ろうとするわけですが、結局時代より自分というか、世の中を変える一番手っ取り早い方法は自分が変わることなんですよね。かつてバンドでSHIBUYA-AXでライヴをした際、ステージに乱入してきた暴漢は「俺は革命を起こす」と叫びました。自分は世界を変えるんだ、転覆させるんだと。彼に僕が語ったのは「世界を変える前に自分を変えてみろよ」という言葉でしたが、その想いは変わってません。そして変化を恐れない自己は、恐らく消費もされないし消耗もしない。平成のトドメをさすのは平成の一大事件を起こしたテロ集団でも彼らに死刑を宣告する為政者でもなくあなた自身です。自分の表現について悩みながらアイドルをやめ「槙田紗子」になりたいと語った槙田紗子さんは本日人生で初めて自分で書いた物語を上演し、誇らしい顔をしていました。はっきりいってそんな人が僕にとっては美しいですよ。本物の美しい顔をしてました。

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