9時間のHOLIDAY SPECIALが先ほど終わった。なんとも言えない心地よい疲労感に包まれてるクリープハイプの尾崎世界観が作詞作曲を手がけた今回のアクセスキャンペーンソング過去のキャンペーンソングに比べて最もテンポの早い、疾走感のある曲に仕上がった。初めて聞いた時の印象は春のキャンペーンというのに「桜散る」「うつむいてるくらいがちょうどいい」という少しネガティブな歌詞に驚いた。そして毎日、番組でオンエアしていくうちにこの曲の持つ魅力に気づいていった。「簡単なあらすじなんかにまとまってたまるか途中から読んでも意味不明な 2人の話し」このフレーズに曲の主人公の持つ複雑な心情を感じた。このキャンペーンソングのスタートは東北の方では大雪で大変だとニュースが毎日のように伝えられていた一月下旬。 FM802プロデューサーがクリープハイプの尾崎世界観に今年のアクセスキャンペーンソングをお願いしたところから始まる。この時期のクリープハイプは全国ツアー中。忙しい中、このオファーを快諾してくれた（本人曰く「断れる状況ではなかった笑」）ラジオ局のキャンペーンソングというのはそんな珍しいものではないのだが、 FM802は毎年春にオリジナルのキャンペーンソングをFM802独占でオンエアしているのを 11年続けているというのは他にはないだろう。そして、特筆すべきは「ラジオ番組のディレクター」が曲の構成などを直接アーティストと話し合い、パートやアレンジを決めていくというのは他には無いだろう。東京で行われるレコーディングに大阪からスタッフやDJもスタジオに行き、陣中見舞いをするのも珍しいだろう笑そんな経緯を経て届けられた今年の FM802xTSUTAYA ACCESS キャンペーンソング色々な情報が随時入ってくるのを僕は完全シャットアウトして、自分の番組でのオンエアを初聴きにしようと決めた。四月一日、日曜日、午後3時からの番組、 Chillin’ Sundayでオンエア。新生活が始まるこの時期、世間では何か動いているのに自分は変われず、まだ過去を引きずってる。そんな自分に嫌気がさしている時にこの曲はとても優しく聞こえた。「ちょっといたいもっといたいずっといたいのにな」「痛い」と「居たい」のダブルミーニングがあるこのフレーズ居心地の良い今に目を逸らしてるだけで気付いたら「痛かった」今ならまだ間に合うかもしれないという淡い期待を抱くけど、そんな訳はなくどこかに行こうとしてることも気付いている。だから「嘘ーだよ！ごめーんね！新しい街に行っても元気でね」と強がるしかないんだな…と。少しの痛みを誰もが抱えながら生きている「この気持ちもいつか手軽に持ち運べる文庫になって」そうなって欲しいという想いと、いつまでもこの気持ちも大切にしたいような、厨二的な気持ちを抱いてしまう。「うつむいてるくらいがちょうどいい」そんな事を言ってくれるこの曲が大好きだ。僕は不器用で、なかなか自分の気持ちをきちんと整理できるタイプじゃないし、他人の目も気になるし、人と比べてしまう。そんな自分が嫌になるし、前を向いて進まなきゃ！と思ってる時に「良いんだよ」と言われてるようで救われた。「迷っても止まってもいつも今を教えてくれた栞」これからも人生迷うし、立ち止まるし、何処に向かえば良いのか分からなくなった時、自分の栞を確認したら安心する気がする。今回、この素敵なキャンペーンソングを中心とした HOLIDAY SPECIAL を担当できて本当に良かった。一緒に番組を進行してくれた DJの加藤真樹子さんもありがとう。最後に、この曲を作詞作曲してくれた尾崎世界観さんを始め、「栞」に参加してくれたボーカリストのあいみょんさん／尾崎世界観さん（クリープハイプ）／片岡健太さん（sumika）／GENさん（04 Limited Sazabys）／斎藤宏介さん（UNISON SQUARE GARDEN）／スガシカオさん本当に素敵な曲と声をありがとう。これからも大切に届けて行きます。そして、今年も一緒に作ってくれた TSUTAYAの皆さん、ありがとうございます。いま、全国のTSUTAYAでレンタル出来ます。ぜひ、この曲を聴いてください。長々と書いてしまいましたが、読んでくれてありがとう。 Radio Bestsellers 最高❗️ #fm802 #fm802から栞 #radiobestsellers #尾崎世界観 #スガシカオ #斎藤宏介 #片岡健太 #あいみょん #GEN #thankyou #TSUTAYA #radio

dj_ochiken1117さん(@dj_ochiken1117)が投稿した動画 - 2018/05/04 22:34:48